皆さんは窓際派??通路派??

窓際だと景色見れるし、
通路側だとトイレ行きやすいし、
上のバッグ取りやすいけど、
通路側の人がトイレに立つたびに足を折り曲げて対応しなきゃいけないし…

ビジネスマンを疲れやすくする飛行機移動。
そりゃ、もちろん楽しく移動できればいいのですが仕事をため込んで、飛行機の中で終わらせよう!なんて持ち込む方も多いと思います。

私もそっち派で、より疲れにくい快適な座席を狙っています。
座席選びは死活問題です。

いろいろ座った結果を今回はお伝えいたします。
ちなみに、トリップアドバイザー社のseatguru.comというウェブサイトでは世界の航空機の座席配列ごとのレビューを見ることができ参考になります(英文のみ)。
座席が選べるのか、あるいはそれが有料なのかという問題もありますが、今回は純粋にエコノミークラスの座席位置だけで話を進めます。

1 とにかく後ろの席

ビジネスマンが大勢乗り込む時間帯や、人気路線以外の路線に行く場合は、とにかく後ろの席を指定します。そして、乗り込むのも最後。

そうすると、
空席が目立ち指定していたところ以外の空席に移動できます。
もちろん露骨に可愛い女性の横になんてことはしないように。

とはいえ、後ろの席は、親子、小さい子どもの席が近い可能性がありますので、精神的に余裕のある方のみにしてください。
また機内食も選択肢がなくなることもあります。
ツアーや修学旅行など団体客は後方に当てられることが多く、
人数が多い場合はむしろ一般客が入らないようブロックされることもあります。

2 パーテーションのすぐ後ろ

ビジネスクラスのパーテーションすぐ後ろ。こちら静かさは抜群。
間的にも広めなので、足を伸ばせくつろぎの時間が手に入ります。
また国際線の場合、機内食を選べる可能性が高いです。

3 中央席の通路側

意外と自由気ままな“神”シート
とくに一人旅で威力を発揮します。隣がカップルやファミリーだった場合、連れ座っている側の通路に出てくれることが多いので、窓寄りの通路側席よりもよっぽど席を立つ場面が少ない。
CAへの声かけもしやすく、自分の席外しだってしやすい、いわゆる“神”シートです。

4 非常口横の窓際

目の前に自分空間が広がる関。通路側と思いきや、あえての窓側。
これはパーソナルスペースが確保しやすいのが最大の理由。
足場の広さゆえに通路に出るときの隣の人への配慮も少なめでOK。
就寝の際も窓側に寄りかかれます。
ただし、緊急時のお手伝い(英語必要)、荷物を膝や足元に置けない、確実に寒いです。
デメリットとして、トイレを待つ利用者が席側に来て立たれてしまうので目障りな場所でもあります。

5 前方ブロックの一番後ろ(トイレの前)の窓際

座席の後ろがトイレ(壁)になるため、座席を後ろに倒す際に、後ろの人に対して気遣う必要がありません。
後ろの壁にぶつかるまで椅子を倒してリラックスが出来ます。
さらに前方なのでそこまで降りる際にも遅くはならないです。
後ろに人がいないこともあり、1人の空間を感じられます。

6 中央のギャレー横(CAが好きな人向け)

警官よりも、CAの働きぶりを見たいかた向けには抜群の席。
寒く、音がするし落ち着かないなどの理由で敬遠されがちなギャレー横ですが、視点を変えれば楽しい席になります。
CAの動きやギャレー内を観察するにはもってこい。
テキパキこなす仕事ぶりに感心したり、コーヒーや機内食はどうやって温めているの?などの素朴な疑問が即解決。

たった数歩でギャレーにドリンクやスナックなどを取りに行ける上、サクッと機内食を食べて食器を手渡し、歯磨きへ混雑前にいくなんてことも可能。

あとがき

やっぱり座席は後方がオススメです。
なぜなら、後方席の方がより良いサービスが受けられるから。

CA曰く
「着陸後早く降りられること。機内食も先に選べるからと、前方の座席を選ぶ傾向にありますが、実は後方の席の方がより良いサービスが受けられます」。

前方の乗客からのコールを受けたくない理由は単純。
移動距離が長い分、時間がかかるし、持ってきて欲しいものが何であれ、運んでいるのが途中の席の乗客に丸わかりで、みんなが欲しがるようになるから。
「後ろの席だったらこっそりワインのミニボトルを渡せるけど」
とのこと。