フリマアプリって利用されたことありますか??
周りでやっている人よく聞くけど、そんな流行ってるんだ。
でも、なんでいま流行ってんの??
流行った理由の一つとして挙げられるのが、
本日のトレンド用語「ワンショット消費」。
もちろん、デキるビジネスマンなら意味は分かると思いますが・・・
ムムム…わからない…
ワンショットの「ワン」には2つの意味があり、一つは、写真で自分の服を1回撮影する「ワンショット」。
そして、その服をフリマアプリで売るため、1回しか着用しない意味の「ワン」のことです。
???1回だけ着て1回写真とって売るという消費パターンってこと??
その通りです。実にフリマアプリ利用者の7割近くもその経験があると言います。
でもさ、気に入ったからその服買ったんだよね。。
なんでそんなすぐに売っちゃうの??
SNSでのシェアが前提にあるようです。
数回着用しただけで、すぐに新品同然で売却するため高く売ることができ、例えば3000円の服が2500円で売れたら、実質500円でその服を着た自分への「いいね!」を買うことができた……という考え方です。
インスタ映えってことね。
自己承認欲求がここにもあるってことか。ということは若者??
そうですね、年代別だと最も多いのは20代、30代です。
新品にこだわらないのも特徴です。
断捨離断捨離って世間は言ってたでしょ。
それの相当回転が速いバージョンだよね。
ミレニアム世代版断捨離かもですね。「モノ」を所有することにこだわらない、この世代ならではの合理的な考えからかもしれません。
でも、よく考えると経済にはいい影響じゃないの??
洋服いっぱい売れるから。
いい影響なのからはまだ分かりませんが、メーカー側も、「売られること」
を想定して洋服を作っているそうです。
例えば、豪華なタグや、一目で「このブランド!」って分かるようにしたり。
あと、そうなると買う方も、売ることを見越して買わなきゃって気持ちになるんじゃない??
新しい洋服着てミートスパゲティ食べれないよね。
おっしゃるように、もうそれはそれは、丁寧に着るそうです。
人気そうな商品買って、とりあえずタグを保管して、人気の時に売る。
「ほかの人が買いたいと思うか」が商品選びで重要になるんですって。
だからフリマアプリが流行ったんだ!!
中古でもほぼ新品が出回る時代だから、中古に対する感覚が変わってきたんだね。
どちらかといえば、程度のいいお古をどうやって探すかが消費者の関心になっていると言ってもいいかもしれません。
という訳で本日のトレンド用語は「ワンショット消費」。
「SNSにアップするため、一回しか着ない服を売り消費行動」のことでした。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役