2000年代に数多く登場した無料ビジネス。
その後、課金サービスは衰退しておりますが、ユーザーにとってありがたいと思える0円ビジネスはさらに進化しています。

その一つに、物々交換があります。

それは、自分の時間やスキルを出す代わりに、無料で宿泊、旅費無料といったもの。
まだ日本ではあまり馴染みがありませんが、世界ではトレンドとなっている方法なのです。

なぜか??

海外の国の休暇が長いから。
しかし、今後日本でも働き方改革が進み、長期休暇を取れるようになるでしょう。
そして、海外でお試し移住をする人も増え、さらに早期リタイアで海外生活をしたい人など、日本人の複数拠点移住はどんどん増えてきます。

その時、こんなサービスが多く出てくるかもしれません。
その前に、このサービスをスライドし(パクリ)、日本流にアレンジするのは、いかがでしょうか。

無料サイトの老舗 WWOOF 旅行者と農家をマッチング

WWOOF の仕組みはとてもかんたん。
働き手を募集する農家の人が「力」を提供してくれる人々に、「食事・宿泊場所」を提供することでお返しをしてくれる。

つまりは「サービスの交換取引」なのです。

そこにお金のやりとりは一切発生しません。
ホストは有機農家以外にも、農家民宿・農家レストラン・カフェ・自然食品店・ 自然体験学校など多様。
ワーキングホリデーのような形で利用することも出来ます。

現在、世界の50ヶ国以上に『WWOOF』のWebサイトがあり、特に規模の大きいWWOOF Australiaには 2,600 以上のホストがいると言われています。
日本にもWWOOF ジャパンがあるので、国内での体験先を探すことが出来ます。

実は、このサービスのその歴史は45年と長く、運営している団体は1971年にロンドンで設立。
それ以降、世界中へと活動範囲を広げています。

WWOOF ウェブサイトには、働き手を募集する農家の「プロフィール」「仕事内容」「人手が欲しい期間」「実際に滞在した人の感想」などが掲載され自由に応募が出来ます。
メールやスカイプ通話などで事前に条件の確認などがあり、お互いに了承できたら成立。

なお、形の上では「サービスの交換取引」ですが、そこはホームステイのように暖かく迎えてくれる農家ばかり。
WWOOF で「食事・宿泊場所を提供してくれる側の人」は「ホスト」と呼ばれ、滞在中、仕事や趣味を通じて様々なコミュニケーションを取ることになります。

さらにメリットが!

滞在している他の人たちとの交流も期待できます。
例えば、オーストラリアの農家に滞在しつつ、他の国から来ている人々と交流する場合。
1ヶ月~3ヶ月の長期滞在をする場合には、より多くの国の人と出会うチャンスとなります。
農業の仕事を一緒に手伝いながら自然や動物と触れ合えば、すぐに友達になれることは言うまでもない。
また、うまく滞在先が見つかれば WWOOF で数カ所を転々とすることも可能なのです。

WWOOF で長期滞在できる国は世界中に存在する

WWOOF を利用するには1年間有効なメンバー登録をすることが必要であり、メンバー登録費用は国によって異なります。
登録するには「個人登録」か「カップル登録」を選択できる点も面白い。
それゆえWWOOF をうまく活用し世界中を旅行しているカップルは結構います。

いきなり英語で連絡を取るのは難しいという人は、まず 日本の WWOOF を試してみるのも良いでしょう。WWOOF で「力」を貸す「ウーファー」は労働者や従業員ではないため、観光ビザで長期滞在できます。
最長3ヶ月の期間を有効に使い、ツアーと組み合わせることも可能。
なぜなら、WWOOF の作業は1日あたり4~6時間であり、長期滞在者なら週に何日かの休日も貰える。
もっと英語が話せるようになりたい、海外生活に憧れる、将来田舎暮らしをするのが夢という人にとっては、使用頻度の高いサイトになっています。

Help Exchange(HelpX)

WWOOF と同じように「サービスの交換取引」の仕組みであり、滞在先のホストは「食事と宿泊場所」を提供してます。
では、WWOOF との決定的な違いは何かというと、WWOOF の場合にはホストが「農業体験の機会を提供できる場所」という前提でしたが、Help Exchange ではそういった前提がありません。
よって、より多様な滞在先を提供できるのです。

Help Exchange のコンセプトは非常に分かりやすく、自分の提供できる「サービス」「力」を交換し合うことが基本。
これは友達同士の間では日常的に行われている事で、例えば、「引っ越しを手伝ってくれたら、焼き肉か寿司でも奢るよ」といった感覚に近い。

ホストは人手の欲しい内容についてウェブサイトに詳細を掲載し、実際に応募してきてくれた人には「食事と宿泊場所」を提供するという形。

例えば、手元にある木材で家具を作るのを手伝って欲しいとか、ペンキ塗り、芝刈り、個人事業における商品の梱包、格納庫や部屋の掃除、不要品をeBayで売るための作業を代行して欲しいなど。

さらには、子どもの世話ならびに保育園への送り迎え、両親の簡単な介護ならびに話し相手になって欲しいなどなど。
そこまで頼んじゃう!? と驚きの内容もあるが、それだけ寛容に海外旅行者を受け入れてくれるのは凄い。

Workaway 特技を提供するサイト

『Workaway』は農業だけにとどまらず、自分の得意なこと・できることを幅広く提供することができます。
ホストの依頼は、語学レッスンやゲストハウスの店番、ガーデニングの手伝いや、Webサイト制作プロジェクトへの参加など非常にさまざま。

ボランティアとしてスキルや労働力を提供する代わりに、ホストからは食事と宿泊場所を提供してもらえます。
こちらも現在135ヶ国以上で利用されており、うまく使いこなせればお金をかけることなく世界を旅することが出来ます。

Couchsurfing

世界中の旅行先で、家に泊めてくれる人を探すことができるWebサイト。
世界中で900万人以上に利用されており、12万以上もの都市にホストがいます。
すごい。ただ単に泊まる場所を見つけられるだけでなく、現地の人々と仲良くなるキッカケを与えてくれます。

→ここが凄いアイデア

カウチサーフィンでは宿泊だけでなくイベント(カウチサーフィン内のコミュニティの集まり)を見つけることもできるので、「泊まらなくても良いけど友達をつくりたい!」という人にもピッタリのサービスです。

Help Exchange

Help Exchange のメンバー登録は無料で行えますが、実際に滞在してみたい場合はホストと連絡を取り合う必要があります。
そして、ホストと連絡を取り合うためには、プレミア・メンバーシップ という有料のメンバー登録をしなければなりません。
もちろん、ホストが見つかりさえすれば「実際の滞在費用」は掛からないため、登録料の20ユーロはとても安いと言えます。

→ここが凄い!

Help Exchange の有料登録は「国ごとに登録が必要」 であった WWOOF とは異なり、1度登録すると「世界中」で「2年間」有効なところ。
20ユーロの登録料だけで Help Exchange に登録している世界中のホストと連絡を取ることができるため、2年以内に色々な国を訪れてみたい人にとっては、WWOOF よりも Help Exchange の方が便利となります。

Trusted House Sitters 

Trusted House Sitters では、「留守期間中のペットシッターを探している人」と「海外旅行の宿泊コストを抑え長期滞在したい人」をマッチングするサービスが提供されており、後者としてメンバー登録しておくと、世界中のペットの世話をしながら滞在費用を全く掛けずに旅行ができるというもの。

→ここが凄いアイデア!!

Trusted House Sitters が世界的に大成功している1番の理由は、動物の飼い主たちの悩みを見事に解決しているから。
ワンちゃんネコちゃんをはじめとして、海外では郊外に行くと、ニワトリや羊などを飼っている家庭も多い。
長期休暇の間、ペットに留守番をさせることは不可能であり、かと言って、誰かに頼んで毎日来てもらうのにも限界がある。
もし犬や猫が数匹であればペットホテルやケンネルに預ける選択肢もありますが、ストレス等で病気になってしまうことが心配だし、長期間だと費用も膨大になる。これは大きな問題でした。

一方、海外旅行者にとって最もコストが掛かるのは宿泊費。
海外旅行中は1泊あたり1万円もしくはそれ以上の宿泊費を掛ける人がほとんどで、滞在費だけで10万円以上になることは当たり前。

そんな中、Trusted House Sitters を利用し、飼い主が留守中のお家でペットたちの世話をすると、滞在費用ゼロ。
可愛い動物たちに癒されながら、ゆったりと現地の生活を楽しむことができます。
滞在費用を抑えられることも嬉しいが、ペットオーナーからは多大なる感謝をされ、それをキッカケに友人になれることも魅力の1つ。

→ペットを選べる

長期滞在中に世話をしたいペットは、自分の希望で選ぶことが可能だ。
犬、猫、ニワトリ、馬、羊、魚、爬虫類など、Trusted House Sitters でペットシッターを探している飼い主側のプロフィールを見れます。
滞在したい国や地域、滞在期間などで条件を絞り込むこともできます。
ただ、マッチング難易度は少し高くなります。

なぜなら「飼い主側の方が優れたペットシッターを選ぶ」から。
飼い主側は「可愛いペットの世話に加え、留守中の家の管理も全て任せられる人」を選択します。
よって、Trusted House Sitters を利用する場合、登録者のプロフィールを充実させることが重要となります。

例えば、自身のプロフィールに「ペットと一緒に写っている写真」を利用することも1つの戦略、過去に飼ったことのある動物、ハウスシッターやペットシッターとしての経験など、できるだけ多くの情報を掲載しておく方が良い。

旅モニ 

国内でもタダで旅行できるWebが展開されています。
『旅モニ』は、当選すればモニターとしていろいろな旅をお試しすることができるサービス。
無料で宿泊できる「おためし泊」だけでなく、「食」や「レジャー」を体験できる「食モニ」「遊モニ」も随時募集されています。

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