「BEAMS」はご存知、創業以来30年間右肩上がりの超元気企業。
国内96店舗、海外10店舗を展開するファッションブランドで、少し高めのセレクトショップとしてお馴染みです。

ですが、洋服が売れない時代です。

「なんとか若者へファッションに注目してもらうには…」

そう考えたビームスが、ファッション以外にもある分野に進出し、沖縄を舞台に展開しています。
そのあるもののおかげで、結果ファッションにも再度注目してもらうのと同時に、ブラントアップにつながったのですが、

そのある分野とは・・・

トップ企業のアイデア

旅行ガイドブック

ビームスは衣服だけに限らず、”若者の風俗や文化の一歩先を行く”

最先端なブランドの歴史を、着々と積み重ねて来ています。
創立者の設楽洋氏は、ブランドアイテムに「大勢の人々にハッピーを届けたい」という願いを持って販売しています。

書籍『ビームスの沖縄』を出版

「沖縄で生まれ、そこに暮らす人たちが育んできたファッションや工芸、そして食を紹介することで、ライフスタイルを豊かにするきっかけやヒントを探し続けたい」
というビームスの思いがつまった一冊。

同書では、

  • 「沖縄第一ホテルの朝ご飯」や
  • 「木創舎の小椅子」、
  • 「Double Volanteのデニムパンツ」、
  • 「Ke Ikiのジャム」、
  • 「プカプカプーカのソーセージ」

など100アドレスを、ビームスならでは視点で紹介しています。

書籍の帯には、
「普通のガイドブックに飽き足らない方へ。どうぞ2冊目に手に取ってみてください。」

の文字。

たしかに、王道の観光地などは掲載されておらず、地元に根付いているファッションや食などを紹介しています。
ガイドブック2冊体制で沖縄を訪れると、奥行の深い旅行となること間違いなしです。

ビームスの新ジャンル開拓は昔からの社風だった

2002年、Tシャツのみを取り扱う「ビームス T」をオープン。
様々なブランドやクリエイターとのコラボTシャツを発売。

同年、クオリティーコンシャスで色香のある「バランスのとれた女性」のライフスタイルをサポートするウィメンズブランド「EFFE BEAMS」をスタート。

2002年、”ART FOR EVERYDAY”をテーマに掲げ誕生したTシャツ専門のレーベル。
ゲームやアニメなどこれまでファッションとは無縁であった業界とのコラボレーションも数多く展開し、BEAMSの持つボーダーレスな感覚をさらに先へと進めています。

2007年、オリジナル商品に特化したメンズとウィメンズのレーベルとして「ビームス ライツ」がスタート。
“旅”の「遊び心」「信頼感」「快適さ」をキーワードに。

あとがき

ビームスは、若手には何度も新規事業にチャンレンジさせると言います。
一般的に、チャレンジといえば、だいたい1回ですよね?
例えば、テレビ局の社員になると、チャンスは大体一回で、それで面白くない、視聴率取れないと分かると次の機会はほとんど回ってこないことを、放送作家の私は何度も目にしています。

対してビームスは最低3回までチャンレジさせるという。

すなわちこれがやる気に繋がり、平均離職率45%というアパレル業界において驚異の「3%」を叩き出しているのです。

離職率が少ないのはなぜ??を、次号でまとめていますので、まとめました。
↓↓↓↓

ご参考下さい。