エルトン・ジョン曰く
「ビリー・アイリッシュのような才能はめったに出てこない。彼女のアルバムは素晴らしい。全ての曲が異なり、僕はそこが彼女の好きなところだ。枠にはまらない。ルールもない。彼女には、なにかすごく特別なことが起きているからね」。

さてさて、才能はどうやって生まれるのでしょうか。
いや、どうやって育てるのでしょうか。

いや訂正。

そもそも才能なんて形が無いものだし、どれくらいあるのか分からない。
そのため、才能を「見える化」するにはどうしたらいいのか。
と考える方がお得なのかもしれない。

見えにくい才能100を10発揮するより、半分の50しかない才能であっても、15を見える化出来るならば、私も含め、平々凡々でも、人に才能を感じてもらえるかもしれません。

そこで取り入れたいのが「遊び」。

なんだよ「遊び」ってと思うところですが、遊びの重要性を再度確認したいところです。

スマホを閉じて歩こう

例えば、あなたがライターだとします。
Webを閲覧している方が、期待しているのは何でしょうか?

  • 新しい情報??
  • まとまっている記事??
  • 面白い言い回し??

もちろん、すべて大切ですが、情報がわんさかある中にあって、読み手は、書き手による情報や役立つ事柄ではなく、自分とは異なる見方や意見、思考をみたいのです。

今朝、あなたは電車の中でみたニュースをいくつ覚えていますか?

情報は素通りされる現代。そんな中にあって
「ふとした時に思考が深まるようなヒント」
が欲しいのです。

つまり、読み手の脳内の記憶にこびりつくもの。
それは何かというと…

「自分なりの情報」。

大量の情報に対して、自分なりの付加価値をどのようにつけるかがでしょうか勝負になってきます。
よく言われる、オリジナリティです。

  • 情報抽出のオリジナリティ
  • 情報分析のオリジナリティ
  • コンテクストのオリジナリティ
  • 表現のオリジナリティ
  • 組合わせのオリジナリティ

などが考えられますが、どれも多少の訓練を必要とするものばかりで、一長一短で身につくものではありません。

しかし、
「体験のオリジナリティ」はすぐに出来て、簡単に読み手を惹きつけることが出来る優れもの。
人と絶対に被らないもので、他人より有意に立てるもの。

とはいえ、そんな遊ぶ時間なんてないよーと思う人も多いと思います。
しかし、簡単に体験を増やすことが出来ます。

それが、今を感じること。

何も特殊な遊びをする必要はありません。
簡単です。スマホを閉じ今をすべて吸収するだけで体験は増えるのです。

ビリーアイリッシュがお願いすること

ビリーアイリッシュは、ライブの観客にこう伝えます。
「今この瞬間を生きるよう」と。

「スマホは置いてって言うけど、撮りたいなら撮ってもいいわ。でも、スマホは顔の横に持って、目でしっかり私を見て。この場を感じて。私たちが今いるこの瞬間はこの瞬間だけなんだから。今しか、今しかないのよ」

「今、すごくハッピーな気分でも、悲しい、みじめな気分でも、その感情に生きて欲しい。なぜなら、それは今しか得ることができない気持ちだから。そうでしょ?」。

さて、あなたなら、スマホを閉じて、どんな事を感じますか?
そして遊びをしますか??

最近私がはまっているのは、「足クサ並べ替えクイズ」です。
単純なクイズです。

電車に乗っている時、正面のロングシートに、座る7人を、足がくさい順に並び替えるだけ。

立ち仕事は匂いそう。
いやお酒飲む人は臭くなりがち。
いや、レザー素材の臭さったらハンパない。

なんて正解になかなかたどり着きませんが、日々一人遊びを楽しんでおります。