3Dプリンタの技術革新が凄いですよね?
昨年話題になったものとして、料理を作れる3Dプリンタはご存知ですか??
えっ??3Dプリンタって、プラスティック素材を噴射して作ってた訳でしょ。
どうやって食べられるものを作るの??
カートリッジに乾燥したタンパク質や脂肪などの栄養素、あと香料を使い、プリンタヘッドで油と水を混ぜて、噴出して作るみたいです。
今や色々な形や食感の食べ物を出力できるため、理論的にはどんな料理でも製造することができるそうです。
寿司も?牛丼も?二郎形ラーメンも?家系も??
炭水化物ばっかり!!
データさえあれば、フレンチさえも再現は出来ると言われています。
家で本場の本格的なものが食べられるなら、わざわざ、中目黒の道路沿いに並ばなくてもよくなるって訳ね?
それ二郎限定ね。
とはいえ、食の革命が進む中、さらに踏み込んだ革命が起きようとしています。それが本日のトレンド用語「培養肉」
どんなお肉だと思いますか?
ミートボールみたいなのは、今の技術力では作れそうだけど。
2019年3月に、日清食品ホールディングスと東京大学の研究チームが、牛の筋肉細胞を培養しサイコロステーキ状の組織をつくることに世界で初めて成功しました。
本当のステーキ??
そうです。
さっき言ったハンバーグやミートボールみたいなものは過去成功し
ていたのですが、今回凄いのは肉本来の食感を持つ「ステーキ肉」が出来たということです。
じゃあ、将来的には、肉増しの肉も培養肉増しになるってこと??
それ二郎ね。
まあ二郎もいきなりステーキも培養肉になるかもしれません。
でもですね、培養肉が普及するには、まだ時間がかかりそうなんです。
なんで??
味も品質もクリアしてるんなら、さっさとやればいいのに!
人工肉は2013年にオランダで生み出されたのですが、試食会で出されたハンバーガー1個の値段は、研究費込みで約3500万円だったそうです。
すしざんまい社長なら、余裕で買える金額だよね。
マグロって言いましたっけ??これは肉です。
でも、そこまでして「培養肉」って必要なの??
地球規模で人口が増え続けている中での食料供給の持続性や、家畜飼育による環境への負荷を解決するものとして注目を浴びています。
牛のげっぷってメタンガス出してるんだもんね。
ガスだけでなく、牛にいたっては、飼育するするためにかかる膨大なトウモロコシを人の食料に充てるだけで食糧危機が回避できるそうです。
そのため培養肉は環境によいという考え方が生まれました。
ということは、培養肉を食べることが自然を守ることに繋がるんだね。
そうなんです。そのため今アメリカでは、さらに培養肉の研究が進んでおり、 まだ成果を上げていないのに、培養肉関連の銘柄の株を買う人も増えています。
という訳で本日のトレンド用語は「培養肉」
意味は「牛の細胞を利用して人工的に作る食肉」の事でした。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役
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