デリバリーの利用頻度は皆さんどれくらいですか??
私は、家で食事をとることがほとんどなく、そのため自宅ではキッチンを使ったことがない栄養偏り型作家ですが、家で食事をとる場合は、たいていデリバリーを使います。

なぜかと言いますと、繁華街に住んでいるため、周りに飲食店が多く、チェーン店から個人店まで、食事の選択肢が多いからです。

また配送料がかからず、持ってきてくれるというもののため、食べに行くより都合が良いのです。

と、デリバリー需要は右肩上がりなのですが…
どの業界も同じ悩みなのでしょうか?

配達員の確保がなかなか取れず、出来ないというところも多い。

本日はその問題を解決した出前館のお話です。

出前館というデリバリーサイトをご存知ですか?

住所を入力するだけで、注文可能な付近のお店がリストアップされ便利なため、利用者も右肩上がりを続けておりました。

寿司、ピザと言った定番商品だけでなく、クリーニングや布団丸洗いのサービスなど、生活の助けも出前として使えるのが好評なのです。

出前館の年商は2017年で年商35億円。
さらに売上を増やすため、出前館では加盟店を増やすために営業活動をしていたのですが、配達員の不足などで断られることが多かったという。

そこで、配達網強化するため、配達員を別の職業の方に任せるという、大胆なアイディアを展開し、見事成功!
軒並み売り上げがアップしたのですが、

その職業とは…

トップ企業のアイデア

新聞配達員

新たな配達システムを導入したことで売り上げが一気に上昇しました。
練馬や相模原でも売上アップ。

配達代行の安藤さんは普段別の仕事をしている。
それは新聞配達。

朝日新聞は出前館とシェアリングデリバリーを提携。
さらに忙しい時間帯はお互いにズレており、人数を配達員に割けると言う。

いまマックデリバリーが人気??

マクドナルドが商品を宅配してくれるマックデリバリー。
HPやマクドナルドのアプリから注文することで、家やオフィスにいながらマクドナルドを楽しむことができるサービス。

こんな些細なことも人気の一つに!!

「スマイル0円」がデリバリーでも復活!!
原田社長時代のマクドナルドメニュー表から消えていた「スマイル0円」。

サラ・カサノバ社長の販売新戦略により復活したのです。
「どんなときであっても、お客様を最高の笑顔でおもてなしする」
というマクドナルドの姿勢を改めて伝えていくとしています。

デリバリー注文での選択欄に「スマイル」の選択欄があります。
「頼みにくい」「恥ずかしい」といったスマイルがこんな形で復活。

どうやってスマイルが届くのか??
マクドナルドのデリバリーでスマイル注文しても意味無いだろって思ってる人、0円でちゃんとスマイル届けてくれ、嬉しくて笑顔になれます。

デリバリー市場アメリカでこれが人気!

いまアメリカでは「ガソリン」のデリバリーが一般的になってきています。
ガソリンがない!入れに行くのが面倒ということありますね。
アプリで注文を受けどこでも届けます。
いわばガソリンの出前です。

このガソリンデリバリー、受ける方のメリットはだいたい分かりますよね。
寝ている間、デートの間、お仕事の間にガソリンを満タンにしてくれると、ガソリンスタンドにいく時間を節約できます。

また給油のほか、無料のタイヤ空気圧チェック、洗車(有料)、オイル交換、ワイパー交換などのサービスも提供してくれます。

対して、売る方からすると、まずガソリンスタンド施設の建設の必要がなく、維持費もかかりません。
例えばポンプや地下の貯蔵タンクなどを維持していくには、膨大なお金がかかります。
タンクローリーから直接給油車にガソリンを補給するため、地下タンクを持つ必要がないのです。

日本では出来ないの??

灯油の巡回販売はありますが、日本はガソリンの宅配が規制されてますので、今のところできなくなっています。

イギリスでは、ロボット宅配サービスが拡大中

ロンドンのミルトン・キーンズ地区では、将来的にはアマゾンを脅かす可能性のある世界初の「ロボット宅配」サービスがスタートしています。
専用スマホアプリで注文すると、時速約6.4キロで移動する自律走行ロボットが指定場所に商品を届けてくれるのです。

日本でもローソンが実験を開始しており、人手不足に悩む宅配業界の救世主として注目されています。

日本でもホテルでは活躍中??

エイチ・アイ・エスの変なホテルはご存知ですよね?

変なホテルに続くサービスをスタートさせているのが、新宿ワシントンホテル。
デリバリーロボット「Relay」はアメニティの配送などを担当します。

同ロボットは障害物を感知しながら自動走行するもので、エレベーターにも自動搭乗可能。
客室のドア前まで到達できると言います。

あとがき

今後もデリバリー市場が拡大し、新規参入が増えるほど競争の激化が予想されます。

他にサービスは無いのか??

各社競い合う中、一番分かりやすいのが、やっぱり配達の速さではないでしょうか?

過去、アマゾンが2015年から商品を1時間以内に届けるサービス「プライムナウ」をスタート。(失敗に終わる)
これに対抗してドン・キホーテが2017年に最短58分以内で配達する「マジカプレミアムナウ」をスタート(認知されていない)

ここで、ドンキはアマゾンより2分早い時間を設定することによって、配達の速さで優位に立とうとしたのでした。

さらに、中国では30分以内で、宅配する生鮮食品スーパーが人気。
アリババ傘下の「盒馬(フーマー)鮮生」で、実店舗とネット通販を融合したスーパー。
店舗から3キロメートル圏内の消費者であれば、スマホで商品を注文すると販売員が電動バイクで最速で30分以内に商品を届けてくれるという。

と世界的にデリバリーブームが進んでいますが、一方で大きな問題が起きていると言います。
それが、事故の増加。

かつてピザデリバリーで30分以内という公約をしたため、事故が増え中止になったように、現在、宅配ドライバーが安全よりスピードを優先するようになり、他の車両や通行人との接触事故が多発し、多数の死傷者が発生しているのです。