客室乗務員が飛行機で最も汚れたエリアをリストアップしました。
さて、どこでしょう?

トイレは最有力候補ですが、他の場所は、クリーンでしょうか?
実はあなたが期待するほどきれいではありません。

CAが気をつける汚い場所は??

まず、人が乗る以上ほとんどの場所には細菌が含まれていることを忘れないです。
そこで、客室乗務員がリストした飛行機の最も汚れたエリアは、トイレの床、トレイテーブル、座席周辺のエリア。

消毒薬や抗菌剤を持ち込むのも手

フライトとフライトの間で清掃作業に入りますが、その時間って意外と短いのです。
つまり雑ってこと。
多くの航空機には、清掃員がおり、ゴミを拾い、シートベルト折り、雑誌をシートポケットに入れて、新しい乗客を迎えます。

その時、清掃はささっと表面を拭くだけが多いのです。それもそのはず時間は限られています。
ちなみに、LCCでは、CAが清掃を担当する場合も多いのですが、想像通り、それはかなりテキトーになります。
そのためLCCの方が細菌は多いと言えるでしょう。

一番汚いのはトイレ

客室乗務員によると、トイレは他の人の尿を踏む可能性があるため、乗客は常​​にトイレを使用するときに靴を履くことを推奨しています。

汚い度調査委によると

Insurance Quotesが実施した調査では、3つの主要空港の3つの航空会社で綿棒テストを実施しました。
トイレの床はぶっちりぎりの第一なので、ここでは殿堂入りとして、当然のことながら、飛行機の最悪の位置はトイレの水洗ボタン。そこでは95,000を超えるコロニー形成単位(CFU)がありました。
2番目に汚れた場所は、11,595 CFUのトレイテーブル、1,116 CFUのシートロックがそれに続きます。

他の調査によると違う結果が…

海外の旅行サイト Travel Math が行った調査。
微生物学者が、アメリカの5カ所の空港と4機の飛行機に実際におもむき、26の場所のサンプルを採取。

すると一番不潔だったのは……なんと飛行機の座席についたテーブルの上。
で、他の場所はどうだったの?

1位:【飛行機】 座席についたテーブル 2155 CFU
2位:【空港】 水飲み場のボタン 1245 CFU
3位:【飛行機】 座席の上のエアコン吹き出し口 285 CFU
4位:【飛行機】 トイレの便器洗浄ボタン 265 CFU
5位:【飛行機】 座席のシートベルトの金具 230 CFU

あとがき

なぜトイレよりも、テーブルの上の方が汚いのでしょう。
この調査によると、近年ではフライト間の時間がどんどん縮まっていることから、飛行機内の全ての場所を清掃する余裕があまり持てないことを指摘。
あまり不潔な印象のないテーブルの上は、掃除を後回しされているかもしれないのです。

Travelmath からのアドバイスとしては、
「食べ物をテーブルの上に置かないこと。そうすれば、細菌を口に入れる可能性がグッと減る」。