さて、コロナの影響で経済活動がストップしていますが、そんな中でも、個人消費で売上を伸ばしているものがあります。
とはいえ、このブームも非常時で一時的なものでしょ?
コロナウイルスが収束したら、元に戻るのでは??
と思うかもしれませんが、昭和天皇崩御の際にTSUTAYAが流行りその後の定番になったように、不況時にブームになったものは、この先に定着へと向かいトレンドが続くという法則があります。
目次
学習ドリル・マンガが売上UP

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う小学校などの臨時休校を受け、紙の出版物や電子書籍の売れ行きが伸びています。
書店でも、小学校向けの学習ドリルなど参考書が大きく伸びているほか、電子書籍では絵本やマンガなどを中心に利用者が急増。
また、子ども向け以外でも、カミュの『ペスト』や石弘之の『感染症の世界史』が売れています。
【狙いどころ】
現在Youtubeでの講義は多くありますが、演技のプロではないので、講師によって好き嫌いがはっきり出てきますよね?
人気を得るのにも時間がかかるし。
そこで、学生向けにプログラムを組むとしたら、出演者は学生という方法も考えらます。
近年、生徒が生徒に教えるという学校が増え、その方式が成績を伸ばすことは実証済み。
キャスティングが難しいところは難点ですが…。
家庭用オフィス家具が売上UP

テレワークが進む中、家庭で使う高機能なオフィス向け家具を購入する人が増えています。
元々、働き方改革の一環で在宅勤務は増えていることもあり、家庭でも長時間のデスクワークをする機会が増えたことが背景。
もちろんテレワーク関連の商品も売り上げが急増。
パソコンに接続するウェブカメラとヘッドセットマイクが品薄状態に。
冷凍庫の売上が1.5倍

普通の冷蔵庫では冷凍庫の面積が取れなく、非常用の入るスペースは限られています。
そこで、冷凍食品などをまとめ買いして保存するため、季節外れの販売増になっているのです。
オンライン英会話の申し込みUP

小中高の臨時休校により、オンラインによる様々なサービスが好調。
オンライン英会話大手のレアジョブは、小中高校生向けの無料会員登録者数を伸ばしている
大人のおもちゃの売り上げ急増

大人のおもちゃを販売するドイツ企業「ウーマナイザー(Womanizer)」は、自社製品の販売が急増していると報告。
「見守り」用カメラが7割増

小中高の休校を要請して以降、ネットワークカメラが売れています。
外出先からでもスマホで家の中の様子が分かる機器で、留守番する子供の見守り向けに利用されています。
知育系のカードゲームが売上UP

古典ゲームと言われる、百人一首やかるた、パズルなどのカードゲームの売り上げが倍増しています。
知育的な要素があるゲームを親が好むからが大きな理由。
また人生ゲームや海外のボードゲームなどの売り上げも1.5倍に。
ECサイトの売上が伸びています

食料品に日用雑貨を扱うECサイトの売上はもちろんのこと、不振だったアパレルでも売上を倍増させてます。
例えばユナイテッドアローズのネット通販では、前年+18.7%と売上が急増。
あとがき
いまWEBサイトを仕込むべき理由

現在、外での娯楽による消費が停滞しています。
そこへ来て、家での娯楽といえば…映画やyoutubeくらいしかありません。
今までのネット通販といえば、アマゾンやyahooのように、ある商品をターゲットとして検索し、目的買いが多かったのですが、これからは消費者を楽しませるネットショプが増えるのではないでしょうか?
例えば、それはジャパネットのようなテレビ通販。
買わずとも、それはエンタメとして機能しています。
見るだけで購買者を楽しませ、時間を使ってでもお気に入りの商品を選びたいと思わせることが重要なのです。
例えば、私がアパレルのECサイトを作るとしたら、モデルや舞台役者、もちろん個人も含め、いま時間がある人達にモデルとなってもらいます。
コンセプトは素人版の「TOKYOガールズコレクション」。
洋服を着た感想、着こなし方など伝授してもらい、合わせてその映像も撮影しyoutubeで展開。
さらに、今後レンタル需要も増えることが予想されるため、洋服のレンタルサイトを作り、一石三鳥作戦を考えるのです。
このプラン実際に進めて行こうと考えており、また、進展次第こちらでお知らせいたします。
キャリア9プランでは、WEBサイトの制作も請け負っております。
消費者の購買プロセスを意識した戦略的なネットショップ制作が可能です。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役