毎日の話題に事欠かないコロナネタ。
そのため多くの「デマ」が登場し、私たちの生活を混乱に導いています。
正しい知識を身に着け、コロナに振り回されない生活を取り戻しましょう。
目次
ガセネタ1
「2回目に感染したときは死んでしまう」
感染症専門の神戸大学・岩田健太郎教授によると「『2回感染した』という事例は1度も確認されていない」
再感染が確認されていないということは、それが心不全を起こすということも当然確認されていない。
ガセネタ2
「30分に1回の給水によって胃酸で死滅する」
日本赤十字社医療センターによると「医学的な根拠はない」。
ウイルスが胃酸に弱いのは確かだが、のどだけではく、目や鼻の粘膜からも体に入って感染します。
この方法についてヒトでの効果を科学的に立証したデータはありません。
ガセネタ3
「新型コロナウイルスは人工的に作られた??」
「新型コロナウイルスは、コウモリに由来するSARS、MERSと非常によく似た特性のためコウモリに由来するというのが現在の通説。2020年5月には「野生のコウモリから新型コロナウイルスによく似たウイルスを検出した」という研究結果が報じられています。
ガセネタ4
「食塩水で消毒可能」
新型コロナウイルスに対する中国保健当局専門家チームを率いている鐘南山氏が「感染を防ぐためには口を食塩水ですすぐことが有効だと述べた」。
しかし、世界保健機関(WHO)は「生理食塩水には新型コロナウイルスの感染を予防してくれる効果はない」とコメント
ガセネタ5
「ペットから下線が拡散する可能性がある??」
ペットのネコや犬、動物園のトラからウイルスの陽性反応が検出されたことは事実ですが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は「新型コロナウイルスの流行にペットが重要な役割を果たしているという証拠はありません」とコメント。
ただし動物を経由してウイルスが移動する可能性は否定できず、ペットを触った後には衛生状態を維持したりすることを推奨。
さらに自分が感染した場合、ペットの世話を他の人に任せるように勧めています。
ガセネタ6
「子どもは新型コロナウイルスに感染しない」
2020年2月から5月にかけて、アメリカでは18歳未満の子どもが16名死亡。
さらに、子どもの感染に伴ってトキシックショック症候群や川崎病によく似た症状を併発すると報告。
ガセネタ7
「感染したらすぐに自覚できるはず」
アメリカのスクリプス研究所によると「感染者の40~45%は無症状である」という研究結果に。
感染したかどうかを、予測するために最適なのは「味覚・嗅覚の消失」。
ガセネタ7
「インフルエンザのほうがCOVID-19よりも致命的」
ジョンズ・ホプキンズ大学のデータによると、アメリカ国内においてCOVID-19の死者は全感染者の約4%に達しており致死率は「0.5~1.0%」。
一方インフルエンザの致死率は「0.1%」。
COVID-19はインフルエンザよりもはるかに致死率が高いのです。
ガセネタ8
「ビタミンCでCOVID-19を予防できる」
ビタミンCに関わらず、COVID-19の予防や治療に対して効果があるという食品全ての試験結果は報告されていません。
ガセネタ9
「中国を経由した小包は汚染されている」
新型コロナウイルスは物体表面で最大9日間残存することが判明していますが、ウイルスが生存するためには、適切な温度・湿度や紫外線の欠如など複数の環境が必要であり、手紙や小包などの上に長時間にわたって残存する可能性は非常に低い。
ガセネタ10
「アルコールの摂取はCOVID-19に効く??」
特定の食品がCOVID-19を予防してくれるというデータは存在していません。
むしろWHOは、飲酒によって体の免疫力が低下し、疾患とメンタルヘルスのリスクが増大するとして飲酒を控えるように呼びかけています。
WHOが「パンデミック中の飲酒量を減らす」よう公式に推奨 – GIGAZINE
ガセネタ11
「5Gがウイルスを拡散する??」
「次世代移動無線通信システムの5Gがウイルスを拡散している」というニュースが世界で広まり、実際に多数の電波塔が放火されましたが、コロナは5Gネットワークの存在しない国々でも流行が拡大。
電波や5Gでウイルスが拡散することはあり得ません。
ガセネタ12
「コロナは高温多湿と紫外線が大嫌い」
WHOによると、日光にさらしたり、部屋の温度を上げたり、熱湯を浴びたりしても新型コロナウイルスの感染を防ぐことはできません。
フロリダやアリゾナ、東南アジアのような、非常に暑い地域でも新型コロナウイルスの感染は拡大しています。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役