取引先や、会議でお話する機会が、あり自虐ネタや相手を褒めた時。
恐怖の時間になるのが、、愛想笑い。
会議でめちゃくちゃ盛り上がり、笑いが絶えなかったのに…
2日後にごめんなさいのメール。
なんて経験はありませんか?

愛想笑いに注意

そんな、人と話をしていた時に、
「この人、今のはなしを本当に面白いと思ってくれているの??愛想笑い??」
と読み取ることが出来たら、きっと攻め方を考えることができるはず。

愛想笑いなら、話題を変えて良き方向に持って行くことが出来るのです。
ということで、本日はそんな愛想笑いを見抜く方法をご紹介。

目元に注目すべし

人が面白いと感じ、心から笑う時ってどんな時でしょう。
笑顔は一瞬で終わらないですよね。本気で笑っている時は、作り笑いに比べて笑顔の継続時間が長く、さらに笑顔は自然にと消えるようになります。

対して、作り笑いの場合は、笑顔の継続時間は短く、笑顔はどこかで不意に消えます。
笑いの大小にもよりますので、確実な判断基準となりませんので、ここに注目しましょう。

ずばり目元!

本当に笑っている時は、目も同時に笑うのです。
これは目元(目尻)の小さなシワから判断ができます。
さらに、目に近いところの、眉の形からも判断できます。

本当に笑っている場合は、両眉が「均等」に軽く下がりますので注意してしてみてください。
対して作り笑いの場合は「左右の眉の形が均等ではありません」
練習としてお友達、上司をよく観察してみてください。
これらの微妙な違いが分かってきます。

口からのサインを読み取れ

喋るときには、当然ですが「口」から言語を発しますよね?
そういう意味では、口はお互いの関係性構築において、重要なポジションになるのです。
とはいえ、口はしゃべらずとも何かしらの重要なサインを出しています。
例えば、資料を読むだけで聞く気も起こらない「報告会議」を思い浮かべてください。

皆、口を開けてぼっとしていますよね。
つまり口を開けてぼっとしているのです。
口というのは、情報を受け取っている時には、ある変化を示します。
情報の処理により多くの時間が必要である場合、人は口を開いて、負担を軽くしようとするのです。
少し違った角度から見ると「処理に時間がかかる=もっと情報が欲しい」とも解釈できます。
そのため、あなたが話している間、相手の口はどうなっていますか。

口をぎゅっと閉じていますか?
口元は緩んでいますか?

口が緩んでいる時には、もっと情報が欲しいのです。
逆に口元がぎゅっと閉ざされている場合、「もうその情報はいらない」という意思表示になるのです。

とはいえ、相手の想いは感じ取ることが出来るかもしれないが…
コミュニケーションが苦手で関係性構築がなかなか出来ない。

という方は次の3つのメソッドを覚えておきましょう。

超簡単に好感度をあげる3つの方法

1.ラポールを築く

ラポールとは「相手や自分が、心を開いた状態のこと」を言います。
その手っ取り早い方法が、相手の仕草や言葉使いの真似をすること。
専門用語を使うと「ミラリング」という技術です。

例えば、相手がコップを触ったならコップを触る、特徴のあるクセがあるなら、それを真似する。
または、相手が無意識に多く発している言葉を、意識的にチョイスしてみる。

なぜ、これが効果があるのか。
それは人間が心を開くときというのは「共感・同調」を感じる時だから。
ミラリングは同調や共感を無意識に感じるため、非常に効果が高いのです。

2.現在→過去→未来の順番で質問をする

人と話をする際は、これを意識することで、スムーズに相手に喋ってもらえます。
「喋ってもらえる」と書きましたが、相手とのコミュニケーションにおいて最も重要なのは「喋ってもらう」こと。
つまりあなたの質問を意識するだけで、相手は気持ちよくしゃべってくれます。

喋る量は、「自分が3割、相手が7割」という感覚を意識しましょう。

例えば、「テレビ局にお勤めなんですね?!どのような内容のお仕事ですか?」
今=現在のことを聞いています。

「どうして、テレビ局に入ろうと思ったのですか?」
つまり、過去のことを聞いています。

「今後どんな番組を作りたいのですか?」
未来のことを聞いています。

ここでも共感がポイントです。真剣に話を聞くと共感するポイントはどんな人にもあるはずです。
無理して共感すると、わざとらしくなって、嫌悪感を抱かせてしまいます。

3.相手が得と感じることを言え

前段階で聞いた話をもとに、自分の会話の中に、相手に役に立ちそうな情報や利点を入れ込みます。

例えば、テレビ局の方が相手の場合、
「私も食べるのが好きで、今度まだ人気になっていないのですが、美味しいお店に行きませんか」
情報番組のディラクターなら、それどこ?と興味を示すはずです。

重要なのは、ここでも共感。
相手に
「自分はあなたの味方である。力になります」
といったことを伝えるのです。
これで嫌な気持ちをする人はあまりいませんよね。

当たり前のことかもしれませんが、頭のほんの片隅に置いていると、会話が詰まったときに役にたつかもしれません。

あとがき

とはいえ、これでも話が盛り上がらない場合は…
もうあなたの真摯な姿勢を見せるしかありません。
真摯と感じてくれるには、距離感を縮めましょう。

そこで、3歳児で簡単に出来るのは、「自分の手のひらを相手に見せること」。
警戒心を少しづつ取り除き、相手との間に無意識レベルで信頼関係を築くこと、これを「ラポールを形成する」と言います。

それを形成する手っ取り早い方法として、自分の手のひらを見せること。
ただそれだけです。 相手と話をしている最中に、身振り手振りをしながら、できるかぎり手のひらを見せようとするのです。
とはいえ、「なんでこの人手のひらばっかり見せてんの??」って思わせてはいけません。
あくまでさりげなく行ってください。

逆に、手のひらを見せず、手をずっとグーにしていたり、腕をくんでいたり、手を組んでいたり…、これらの仕草は警戒を意味しますので止めるようにしましょう。