お化け屋敷って最近行きました??
大人になってからはほぼ行ったことないですよね。
私も行った記憶がありません。
お化け屋敷に行ってないのに、過去にお化け屋敷をやったことがあるのです。
オカルト研究家の山口敏太郎さんと一緒に。
あのテレビタックルで、超常現象について大槻教授とバトルを繰り広げていたあの方です。

浅草で妖怪パレードというイベントをやったのですが、お化けの長所である怖さが全く出ず、、全くを力を発揮できず、しりつぼみなイベントになったのです。
その後、私はこのプロジェクトから離れていますが、発展しているのでしょうか。
まだ継続されているみたいです。
さて、今回はお化け屋敷のお話です。

おばやけ屋敷にビジネスヒントなんてあるの??
と思うところですが、人の感情を揺さぶるところにヒント大ありなのです。
夏の風物詩といえばお化け屋敷
そのお化け屋敷で日本一怖いとされるのが富士急ハイランドの「最恐戦慄迷宮」。
設定は廃墟となった病院。
マネしたいアイデア!

より怖さをますように、体験前には、映像と看護婦姿のスタッフによる説明があります。
その設定をお客さんの頭に叩きこむのです。
また館内ですが、単にお化けが出てくる恐怖だけではなく、五感を刺激したある仕掛けで、さらなる恐怖感を煽っています。
その仕掛けにより、本当の病院にいるような気持にさせることが出来るのですが
ではその仕掛けとは・・・
トップ企業のアイデア!

薬品の匂いを漂わせている
客の想像力を最大限に引き出す工夫
歩行距離は900mとかなりの長さ。廃墟となった病院という設定で、医薬品の匂いが漂うなかを歩く。ストーリーを知ったうえで建物に入ると、客の想像力はどんどん働き、怖さが倍増する。
ホラー映画の主人公になったような恐怖感を感じることになるのです。
噂をSNSで拡散させる戦略

富士急ハイランドのお化け屋敷『戦慄迷宮』には本物の幽霊が出る⁉
というツイートを積極的に展開。
例:噂によると・・・本物の幽霊が出るんだとか。
「戦慄迷宮は元は本物の廃墟」という噂があります。
ギネスブックを活用

ドドンパ、フジヤマもそうですが、富士急はギネスが大好きなのです。
歩行距離が世界一長いお化け屋敷としてギネスブックに認定された!
ことがありました。
その後、2012年に山口県宇部市の商店街「ハミングロード新天町」にある
「デッド・オア・アライブ」が歩行距離1290mの記録で世界一の認定を受けていますが、現在は廃止されているそうです。
あとがき

怖さを出すことでいうと大阪の老舗遊園地の「ひらかたパーク」も負けてはいません。
ひらかたパークでも、どん底の頃があり、来場者が減るのを食い止め、富士急に見習い絶叫マシンの導入しようとしていましたが、しかし導入する費用が捻出できず断念。
しかし!ある方法で、コストをかけずにお客さんに絶叫を与えることに成功しました。
では、その方法とは・・・
目隠しをしてジェットコースターに乗ることでした。

おもろい”が満載で、アイデアで勝負するひらパー。
他にも、全40台のゴンドラのうち外装が黒い4台は外が見えない『ロシアン観覧車』というのも運行したことがあるのです。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役