4月7日、各都市で緊急事態宣言が出され、マインドが脆弱な日本人の心はズタボロになり、落ち込んでいる人が多いと思います。

しかし!!
連日、政府は過去最大規模の予算をつけて国民を守る!!と発言していますが、コロナが拡大して早2か月。
現金を支給された人は皆無です。

そもそも払う気はありません。
あわよくば、コロナ収束を待ちつつ、収まったから補助金なしで大丈夫だよね??
なんて平気な顔して言いそうです。

誰が言うのかというと…
リーマンショック時でも何もしなかった麻生大臣です。

未曾有を「みぞうゆう」と発言し、そして日本を破綻させた男とも呼ばれる人物が、今も財務大臣として安倍政権を仕切っている限り、日本浮上は限りなく0パーセントに近いと思われます。

リーマン時、世界にお金をばらまいた日本

リーマンショック時の総理大臣といえば、麻生太郎氏。
麻生氏が首相に就任した直後、リーマンショックが発生。
当初、日本には影響が少なく損害は少なかった事件であったため、世界各国から財政援助を求められました。

求められても、いつ余波が日本にくるか分かりません。
さらにバブル崩壊以降、日本も長期デフレに苦しみ景気は低迷を続けてた状況の中、外国にお金をばらまき、「良い事をした」、「世界が驚くような財政出勤をした」と鼻高々に政府の政策をアピールしたのです。

IMFに1000億ドルの巨額資金を援助し、日韓が仲良くなるためにと、韓国を救済する10兆円の通貨スワップを結んだのです。
その結果、「世界のキャッシュディスペンサー」と世界中から揶揄され、日本からは金がなんぼで取れると味をしめた韓国からは、慰安婦、徴用工、独島問題を引き起こされたのでした。

世界にはお金をばらまいたにも関わらず、日本国内への一律の現金給付は12000円。
これについて麻生氏は「何に使ったか誰も覚えていない。(国民に)受けなかった」と振り返っており、その結果、コロナショックでの現金給付を避けているのです。

そこで、現金の代わりにばらまいたのが、ご存知のマスク。
国民の配るための費用は60億円となり、日本郵便の筆頭株主である麻生氏が一番おいしいことになったのです。

金融政策がすべて逆神だった総理

リーマンの余波が日本のもやってきて、株価は下落を続けます。
このままでは破綻が続出する状況の中、麻生総理は日本国内の景気対策を一切やらなかったのです。

お金をばらまく「ヘリコプターマネー」の戦略で通貨発行量を2倍にしたアメリカ、中国が3倍にする中、日本は1.05倍しか増刷しませんでした。

その結果、想定通りに円高が進行、デフレが悪化し、アメリカや中国が立ち直る中で、無策だった日本は立ち直ることが出来ず、今も不況が続いています。

さらに、不況時こそ支出を増やすという、教科書の1ページ目に書いてあるようなことを制限します。
それが、消費者金融とパチンコ。
消費しない経済は衰退し、より多く浪費した国が大国になる原則通りに、日本経済を衰退へ追い込んだのでした。

現在、コロナウイルスで世界、そして日本が破綻するかどうかの瀬戸際にも関わらず、麻生財務大臣は「現金給付もしない」、「消費減税は絶対にしない」というまた真逆の政策を打ちだてています。

最大の経済ダメージを受ける日本の未来

2008年のリーマンショックでは、アメリカ、中国は大量のヘリマネーを投資した結果、アメリカや中国、そして欧州も2,3年で復帰したにも関わらず、日本は停滞を続けたままで、その後、2011年に東日本大震災でさらなるダメージを負い、結局、バブル以降、そしてリーマンショックのダメージも回復せず、低空飛行を続けています。

日本の経済危機であった、1991年バブル崩壊から未だに立ち直れず、当時の株価3万8000円を、何百年かかっても更新できないのではと言われています。
対して、アメリカは何度もバブル崩壊をしているものの、数年で立ち直り、ダウは右肩上がりを続け高値を更新しているのです。

なぜ、世界各国は経済危機から素早く立ち直るのに、日本はダメなのでしょう。

それは、予算がインフラに回っていないから。
日本の年間予算は年々増えているのですが、増えた分は高齢者の年金補填や社会保障費に回り、ダムや高速道路を建設するような、公共事業や経済成長につながるような予算は減り続けています。

中国が積極的な公共事業で経済成長を続けてきました。
バブル崩壊前までは、日本でもイケイケどんどんだったのです。

その結果、国による建設や投資が行われなくなり、経済成長率が低下、物価が下落して日本はデフレ不況に。

現在、麻生氏が大臣としている限り、安倍政権には何も期待できず、若い人は、さっさと日本を諦めてどこか違う国へ行った方が賢明だと思われます。

とはいえ、マックが100円、牛丼が280円となるデフレに突入するため、お金を使わなくても生活できる環境になります。
何も期待せずに、気楽に過ごすのもアリなのかもしれません。