30歳で作家デビュー、『ノルウェイの森』の上下巻約1000万部の大ヒットを皮切りに、69歳の現在までベストセラーを生み出しつづけている村上春樹。

ヒットし続け読者獲得できたのは、文体だけではなく、ある販売戦略があります。

例えば『ノルウェイの森』の上下2巻はそれぞれ赤1色と緑1色の印象的なデザインで、女性ファンを惹きつけた理由の1つ。このデザインに携わったのは村上春樹本人。

また
「100パーセントの恋愛小説!!」
というオビのキャッチコピーも村上本人が考案ました。

村上は製本会社まで視察や立ち会いを行うといいます。
また新刊の販売方法も通常の出版にはない方法をとっており、それが爆発的ヒットを生むと言われているのですが、

ではその方法とは??

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発売前の情報を一切流さない

【解説】

飢餓感をあおる戦略で、村上春樹の近年の作品では、発売前までほとんど情報を流さず、読者に飢餓感を植え付けて、発売当日の爆発的な売上をもくろむ、いわゆる「ハングリー・マーケティング」を行っています。
例えば発売当日の午前0時に書店前で発売する手法は、アップルやマイクロソフトなどと同様です。

その他のマネしたいポイント

固定客(愛読者)の期待を裏切らないこと。

村上春樹はデビュー前、ジャズ喫茶を経営していました。
リピーターの客もいれば、気に食わずすぐ帰ってしまう客もいました。
その中で村上は、「みんなにいい顔はできない」との結論に達します。

感覚的に「10人に1人」がリピーターになってくれれば経営は成り立つと判断、
しかしその1人には確実に、とことん気に入ってもらう必要があると考えました。
村上は作家になったあとも、そういう姿勢で小説を書き続けたといいます。

上位10%の顧客のロイヤルティ(忠誠心)を高め、顧客を囲い込む。

ラバー(愛好者)の期待に応え、ヘイター(アンチ)におもねることはしない。
これは現代マーケティング理論に通じるものがあります。
企業にとっても、村上春樹のベストセラー戦略を応用するのは有効ではないでしょうか。

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