みなさんハワイはお好きですか???
行かず嫌いはおいておいて、日本人のほぼ100%は好きと答えるのではないでしょうか。
そういう私も大好きで、年に一度は行けるようにしております。
「ハワイが好き」と人に言うと、少しバカっぽく見られるので、控えめにしていますが、ハワイが好きです。
そして浅黒くて小太りなおっさんは、だいたいハワイが好きです(私調査)
じゃぁなんでそんなに好きなの??
分かりません。
行くって行為と、ハワイに来ているという行為が気に入っているだけかもしれません。
ビーチもハワイより綺麗なところあるし、道路もボコボコ、飲み屋少ない、物価高い、マッサージ高い…
あれ、ハワイに行く理由って何??
目次
なぜハワイはリピーターが多いの??

訪日外国人の客が伸びていることはご存知だと思いますが、実はその3割がリピーターなのです。
では、ハワイのリピーターはどれくらいなのでしょう?
エクスペディアによると、ハワイのリピート率はなんと94%なのです。
とはいえ、この年齢層が気になります。
ハワイに行く人って増えているの??

1990年に史上最高の年間観光入込客数697万人を記録した以降ハワイ観光の伸び悩みが顕著になっています。
特に若者はハワイに興味がない。
旅行先として、他の競合方面と比較した場合、パッケージの料金でハワイが1番高い傾向にあるから。
さらに、若い人はもうパッケージで旅行を組まないですよね?
さらにさらに、
若い人にとって、ハワイは“今”ではない。
結婚するときとか、家族ができてからとか、旅先として後回しになっている感が如実になっているのです。
じゃ誰がハワイに行ってるの??
やっぱり浅黒いおっさんです。
30代半ばから50代が1番多い年齢層です。
そのため、観光の税収は過去最高を更新しているのです。
「嵐」がハワイでデビューした理由とは??

観光地マーケティングの模範ともいえるのが「ハワイ」ですよね。
私も自治体と一緒に観光のマーケティングを考える時に多くの方が、
「ここを日本のハワイにしたい!」
というのを耳にします。
出来ないし、しなくてもいい。
とバシッと言える勇気はないのですが…。
1999年、嵐が結成記者会見をハワイで行いましたよね。覚えていますか。
2014年には、結成15周年のライブをハワイで行ったのです。
日ごろ、薬丸さんやヒロミみたいに、
ハワイ好きをアピールしている訳じゃないですよね。
なんで??
単純です。ハワイが呼んだから。
地域活性のアイデアはここ!

若年層を誘致するアイデアとして、嵐を呼んだのです。
若者に一度ハワイにくるきっかけを作って、その後リピーターになってもらう策です。
ハワイは今若者獲得に動いている

若者はハワイで何を体験できるか。何を経験できるのかをハワイでは打ち出しています。
ハイキング、グランピング、トレイルラン、トレッキング等に興味を持っているのが若年層の1つのトレンド。
旅行先で自分達が体験したことを、SNSを使って拡散していることを狙い、若年層にアピールできるような経験を様々な所とコラボレーションしているのです。
そのため、若者がうるさいwifi環境の整備やVRを使った映像の強化が進んでいます。
おやじは黙ってても来てお金使うからもうほっといていいもしれません。
教育旅行にも力を注いでいるハワイ

「ハワイは勉強をする所ですよ」というアピールを旅行会社と手を組んでPRしています。エコで自然を守るという教育、環境に良いビジネスを開発、美しいハワイをキープするための教育など、子供の頃にハワイに来ると、自然に触れ会えたりできる良い場所というのが分かるという。
とにかく、何でも良いから若者に来てもらうのをがむしゃらにやっているのです。
今後、修学旅行や社員研修が増えそうですね。
旅先で出会う団体を嫌がる人が多く、ハワイの満足度がこれで下がらなければいいのですが。。
あとがき

ハワイはいま衰退期に入っております。
日本人が多く行くので、日本の経済環境と似ている部分もあり、このライフサイクルの壁を打ち破り、若者層のリピーターを確保することがハワイの今後の課題となるのでした。
日本の観光地と一緒ですね。
ちなみに、
お正月のハワイを定着させた有名人をご存知ですか??
答えは・・・
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放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役