日本一の車社会、福井県で鉄道利用者が大幅増加している理由

全国の地方鉄道が苦しんでいる中、どのようにして利用者を増やしたのか?
福井県のケースは、全国の悩める地方鉄道にとって大いに参考になるはずだ。

事故起こすから、とにかく老人には車を運転させるな!
免許返納を促す流れ傾いている現状ですが、いま車通勤している人への、対策は皆無といっていいくらい。
そりゃ、税収が減るから国が率先してやる訳にもいかないし。。

そんな中、マイカー通勤を劇的に減らした都市がありました。
それが福井市。

日本一のクルマ社会である福井県

福井県は、1世帯当たりの自動車保有台数は全国平均1.058台、
最下位の東京0.439台に対して、福井県は1.746台で全国1位。
また警察庁によれば、2018年の人口10万人当たり交通事故死者数のワースト1位も福井県の5.26人。

なぜマイカー通勤を減らすようにしたのか??

過度なクルマ依存に対する危機感から、福井市は2009年に市民本位の公共交通構築を目指した「都市交通戦略」を策定。
県も2011年に「クルマに頼り過ぎない社会づくり推進県民会議」を設立しました。

  • 「不必要な利用を見直し」
  • 「クルマは皆でつかう」
  • 「新時代にふさわしい社会」

を基本方針とするアクションプランを策定。 

とはいえ、このようなキャンペーンは全国各地で行われていますよ。
便利で快適なマイカーからの脱却は容易ではないからです。

どうやってマイカーを減らし、鉄道利用を増やしたの??

電車の利便性と図るとともに、利用者と鉄道を結びつける切り札として

大々的に推進したのが・・・

地方活性のアイデアはここ

マイカーで駅に行き鉄道に乗り換える「 パークアンドライド 」

車に乗るなとは言わなかったことがポイント

福井鉄道14駅、えちぜん鉄道21駅に計1400台分の駐車場を設置し、ほぼ全てを無料で利用できるようにしました。
公共交通への転換というと、マイカー利用をゼロにしようと考えがちだが、まずは自宅から駅はマイカー、駅から市街中心部は電車という現実的な役割分担で、移行を促したのです。

ほかにどんな整備をしたの?

路線バスの再編、駅を拠点とした地域フィーダーバスの設定、終電時間の繰り下げ、乗り継ぎ割引や高齢者割引の導入、企画乗車券の充実など、日常的に使いやすい環境を整えました。

ハード面も刷新した。市街中心部を路面電車として走行する福井鉄道福武線には、乗り降りしやすい新型の超低床電車(LRV)を導入。
停留所を移設・拡幅してバリアフリー化を推進し、ホームに屋根やベンチを設置。

また、えちぜん鉄道は市内中心部約3キロを高架化し、福井駅の道路渋滞と東西アクセス性を改善したのでした。

あとがき

私は東京に25年ほど暮らしていることになるでしょうか。
それから20年近く車を乗り継いできました。
放送作家という職業柄なのか車が必要だったからです。

以前のお仕事スタイルとして、夜に会議、深夜帰宅。
深夜ディレクターに呼び出されそのまま缶詰状態に。
という仕事のサイクルでした。

そのため、テレビ局も、タレント同じところに駐車する地下の駐車場を用意してくれる。
という放送作家の待遇を受けていました。

ゲレンデバーゲンを見ては、さんまさん今日来てんだ!!
ピンクのロールスロイスみては、たけしさんのスタジオ観に行こうかな。
駐車場に充満するきつい香水を確認しては、エグザイルいるな。
なんて楽しかったものです。ですが、時は流れ、会議も昼間のスタイルに変わり車が必要ではなくなり、2年前すべて車を手放したのでした。

その後、車が無くて不便だなと感じることもなく、いらん経費にしていた維持費もなくなり、車がないことで、デートに支障をきたすなんてこともなく、ああ、車って何だったんだ。と感じています。

何も東京だけに限ったことでなく、その後、お試し移住として福岡、札幌に住んでいた時にも一切車が必要と思うことはなかったです。
中核都市までだよね。車が不必要だと思うのは。
と思うところでしょうが、佐賀にもお試し移住しておりその時も車は不必要でした。

毎日定時に通う必要もなかったのが理由の一つだと思いますが、バス、電車が好きな私は、しっかりとその時刻表やら行先を把握しており、あまりロスなく使いこなせたからなのです。

マイカーに乗っている人は、バスの路線や時刻表を知らない人は多いと思います。
一度知る。というか自治体がその利便性を知ってもらう努力がまずあってもいいのではないでしょうか。

知らないだけで、本当は便利なのです。バスと電車。

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