企画を考える時、どういう方法を使っていますか??

例えば「就職活動に使えるアプリ」というお題があったさい、まさかWeb検索をひたすらがんばるなどやっていないでしょうね。
これが一番ダメなパターンです。

なぜなら??
例えば、GoogleやYahooは、あなたのアルゴリズムを正確にインプットしており、そのため検索結果は、あなたの考えることが反映され、あなたの好きな思考を与え続けるから。

であれば
「現状どういったアプリがあるのかを検索してからにしよう!」
なんてのも最悪。

そのアイデアがあなたにインプットされ、思考の妨げになるから。
では、どうやって考えたらいいのでしょう。

今回おすすめするのは、他人になりきること。

  • 例えば、子どもになってみる。
  • おばあちゃんになってみる。
  • 中国人になってみる。

など、自分とは違う年齢、性別、国になりきることによって、違う視点が見えてくると思います。

つまり、
スライド思考を導入させること。

方法はとっても簡単。

縦軸と横軸を展開させるだけ。
縦軸は時間軸➡過去、未来をいったり来たりのタイムマシン思考。
横軸は地理軸➡同じ時間、他の場所に行ったり来たりのどこでもドア思考。

もう少し深堀して思考を探すと、もう一つオススメするのは、あなたが好きな人物になりきって考えてみること。

例えば、私がよくやっていたのは、駆け出しのころ、尊敬する作家のモノマネをしながら、企画書を書き、会議に挑んておりました。

もちろんモノマネといっても声や口調などではなく、この人だったら、こんな企画を出し、こんな切り口でディスカッションを進めるだろうなと推測するレベルです。
いわゆる空想モノマネです。

創造的なふりをすると脳がダマされる。
クイズ番組同様、モノマネ番組って、テレビ流れている時、なぜかふと目が止まりますよね。
人間はふりをする生き物であり、何をふりにするかが極めて重要です。

創造的な思考になりたいのであれば、まずは創造的になったふりからスタートしましょう。

例えば、秋元康さんのような、女の子のセンチメンタルさを表現する作詞家になりたかったとしたら、まずは毎日作詞家のふりをして、詞を書きまくるのです。

決して秋元さんのようにはなれなくても、少なくとも自身の思考や洞察力に頼るよりも、量と質ともに上達が早まると感じるはずです。

そのため、企画を考える前段階ですることといえば、この人になりきろうと思い、モノマネの参考にしたい人物の考え方を下がることではないでしょうか。