ゴールドマン・サックスが、ドル円相場の「現実的なターゲット」として1ドル95円の円高ドル安を予想しており、私も100円を切るのではと、先日の記事に書かせて頂いています。

豪ドル円の下落は想定内で、うまくショートポジションで利益を出せ、ドル円も同じように、最初は利益が乗ったのですが、急激な急上昇をくらい、ドル円の利益がトントンという結果なりました。

コロナショックで一時101円まで行ったドル円でしたが、今は110~110円前後。
なぜ、リーマン時と違って、ドルが買われドル円は上がったのでしょう??

ドル買いが進んだワケ

経済市場ではコロナウイルスによって大打撃を受け、ダウも下落しました。
リーマンショックやアジア通貨危機に匹敵する経済混乱が起きると警戒感が高まったのですが、ドル円は上がり続けました。

主な2つの理由としては
・世界各国が安全資産としてドルを必要としたから。
・株価急落で追証が大量発生し、ドル買い需要が高まったから。
と言われています。

アメリカ一強の世界経済、ドルがみな欲しいのです。

第一次大戦以降、アメリカが超大国になり最強通貨ドルを発行する国となり、人民元やユーロや円はドルと交換できるから価値が保障されています。
そのため政府もドル建てを実行しており、需要が進んだのです。

よって、ドルと交換できない通貨には価値はなく、アジアの通貨危機も、当時ドルとの適正レートが無かった国がヘッジファンど狙われ危機に陥ったのです。

話を戻し、リーマン時にはドル円が80円までに下落しましたが、これは、アメリカが破産するという予測がされ、ドルは紙切れになって価値がなくなる憶測が飛び交ったためでした。

ということから、専門家やマスコミは安全通貨のドルが買われており、経済危機と円高の関連性はないという発言が多く見られますが…
この関係性はないと思われ、ダマされてはいけません。

短期的にはいま関係性が見られなく、庶民を安心させておいて下落させるのです。
リーマンショックでも東日本大震災でも、実際に「関係性はない」との発言が多かったのですが、結局80円まで円高に振れたのです。

なぜか??

金融は一部のお金持ちのためだから。
お金持ちがマスコミを操作し、利益を上げているからなのです。

世界の経済政策、これ以上打つ手はあるのか??

ゴールドマンのザック・パンドル氏によると、アメリカのFRBは利下げをし、経済を支えていますが、ユーロ圏、日本、スイスの政策金利はすでに深く沈んでおり、利下げ余地はほぼ0。

そのため、米金利が低下することで米国との金利差が縮まり、ドルが安くなり、ユーロ・円・スイス・フランは高くなると予想。

そのため、パンドル氏によると、円がさらに大きく上昇する可能性があるという。
なぜなら、
「円は、まだ比較的割安といえる数少ない古典的な安全資産だから。私たちの長期的なドル円のフェア・バリューの推計は1ドル95円だ」
とパンドル氏は以前から円高予想を続けています。

他のリスク資産のヘッジのための円保有を奨めてきました。
しかし、バンドル氏は、円高が進めば政府・日銀が円高を食い止めようとする可能性を想定。
とはいえ、政府介入で止められるはずもなく、一時的には維持できたとしても、日本がやれることは相対的に少ないと見透かしています。

なぜ95円なのか??為替の適正価格とは何??

1ドルが何円かを決めているのは為替相場で、国際為替市場によって決まりますが、もちろん組織や特定の人物が金額を決めている訳ではありません。

世界の主要銀行間、トレーダー、証券会社の為替売買によって、需要と供給が釣り合ったところが、為替レートになり、取引量は1日で4兆ドルと巨大な市場なのです。

ところが、全世界の金融資産合計は約360兆ドルで、巨大な為替市場とはいえ、世界全体のお金の1%ほどしか取引されていないため、為替レートでは誤差や間違いが生まれ、さらに最近ではAIトレードが主流のため、スピードが加速し、時に考えられない数字になることが起こるのです。

例えば、2007年のリーマンショック前は、1ドル124円が「適正」でしたが、その翌年に100円を割り込み、その後、どんどん円の価値が上がり2011年には1ドル75円となったのです。

金融緩和は難しい

日本は通商政策・為替政策を米国と議論している状況で、直接の為替介入を行えば、物議を起こすことになります。
コロナショックの騒動が収まらないなら円高トレンドが継続すると予想されます。

パンドル氏の予想は、1ドル95円がターゲットですが、それは、どの程度の期間の予想でしょう。

これが意外と短期なのですが、それでも「現実的」なのだという。
「今後数か月世界市場が混乱すると考えれば、現実的なターゲットだ。円はかなり大きなアップサイドがある。」

1ドル95円に下がったら買いでいいの?

リーマン時、1ドル75円に下がっていた時、よし!バーゲンセールだ!!と言って、あなたは買えましたか?
心境としては、まだ下がるからいま買えないよ。
ですよね?

112円くらいまでに戻ってきたときに、「その時買っていれば」と誰もが思うはず。
じゃあ、今回はいくらで買えばいいのでしょう?

経済危機は3年続く法則

リーマンショックを振り返りますと、下落は激しかったものの、今回のコロナのように、何度も一時的な反発があり、そのたび、マスコミは経済復活、危機は去ったと報道し、庶民の安心を買いました。
しかし、相場は下げ続けたのです。
前回の底値を割り込み続け、2番底、3番底と何度も何度も深い穴を掘って最安値を更新していきます。

今回の騒動の原因はコロナですが、コロナで引き起こされた経済のダメージはすでに発生しており、コロナが収束に向かっても経済危機は続くと予想されます。

世界各国の経済対策、トランプ米政権やFRBが新たな景気対策を打ち出す期待から反発したのですが、すにで経済対策の好材料は出し尽くされています。

そのため、過去の金融危機を解決するのに要した時間である3年がポイントで買うという選択肢は、3年後の期待を込めて、「2年半後」という期間を経てからでいいのではないでしょうか。

今は、上がったらショートポジションを取って行くと、上手く波の乗れそうな気がしますがいかがでしょうか。

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