スーパーマーケット・マキイ山荘通り店は、福岡市中央区にあるオーガニック食品専門のスーパー。
知る人ぞ知る人気店で、年商は7億円。
そして、タイトルにもあったように、広告はどこにも出していない。
それでも1975年の創業以来、ファンが増え続けているのです。

スーパーマキイ

どうせ立地が良くて、広告出さなくても来るんでしょ?
なんて思いの方、行ってみてください。

スーパーマキイは西鉄平尾駅から徒歩で10分ほどの場所で、決して良い立地ではありません。

また、生鮮食料品をはじめ、総菜や日用品など、品ぞろえは一般的なスーパーと同じ。
その中で、売り上げを支えているのが、オーガニック食品であり、コアなファンである常連客。

飲食店では、コアなファンが3割いたら経営は安泰と言われていますが、
このコアなファンを獲得するのが、上手なのです。

では、どのようにコアなファン拡大を続けているかと言いますと・・・

地方企業のアイデアはここ!

代表自らが、想いを消費者に伝え続けているから

スーパーなのに料理教室を開催

代表の牧井さんは25年ほど前から、来店客にオーガニック商品の魅力を知ってもらうために料理教室を有料で開催しています。
無添加調味料の選び方や、季節の野菜をおいしく食べるソースの作り方などを伝授しているという。

ケータリングを請け負う理由とは?

そして20年前からは、ケータリングサービスも行っています。
ケータリングサービスの料理は、すべて店で販売している食材と調味料を使い、牧井代表自ら作ると言う。

そこで、オーガニック商品の背景やストーリー、生産者の思いを消費者に直接伝え続けているのです。

どうやってケータリングしてるの??

料理には、すべてスーパーマキイで販売している商品を使用しています。

会場には下ごしらえで使用した調味料も持参し、商品の特徴や味付けのポイントを丁寧に説明。

ケータリングサービスは、スーパーマキイのファンである常連客から依頼されることがほとんどだという。
そのため、ケータリングの会場で牧井代表がオーガニックの食材や調味料の説明をすると、常連客は必ず共感してくれる。

だから、会場で初めてスーパーマキイを知る人たちも関心を持ってくれるのだという。

マネしたいポイオントはここ!

代表曰く
「ケータリングのときに必ず伝えていることがある。それは、スーパーマキイは高級品を扱っているのではなく、本物志向であること。高級品は単に値段が高いだけで、添加物が入っている可能性がある。本物には作り手の思いやストーリーが必ずあるので、それも一緒に伝えている」。

会場では絶対に販売しない

料理を味わってもらいながら説明をしているので、その場で調味料を販売したら売れると思いがちですが、しかし、常連客になってもらうためには、その場で買ってもらうことよりも、まずは来店してもらうことのほうが重要だと考えているのです。

そのため、ケータリングの現場では、商品の販売はしていない。
小規模なケータリングの場合は、ほぼ代表一人で行うという。

なぜ、オーガニックを始めたの??

今や牧井代表はオーガニック食品の専門家とも言える存在ですが、スーパーを始めた当初は、大手メーカーが作る一般的な商品を仕入れて販売しており、「オーガニックには特に関心はなかった」という。
オーガニック食品を扱うようになったのは、30年ほど前。

東京のスーパーを視察したことがきっかけ。

「紀ノ国屋」や「三浦屋」「ナチュラルハウス」といったスーパーを巡り、無添加食品やオーガニック食品の存在を知ったという。

その後、オーガニック食品の取り扱いを始めたが、すぐには売れなかった。
理由として、オーガニックの野菜は変形していることも珍しくない。

変形している理由や、安心して食べられることを伝えなければ売れないと気づき、料理教室を始めた。

売上が伸びたのは東日本大震災がきっかけ

じわじわオーガニックが浸透するなか、売上が上昇したのは2011年の東日本大震災以降。
食の安全に対する意識が高まり、テレビの情報番組で取り上げられたことも影響したのでした。

あとがき

かつてご当地スーパーを追いかけていたことがあります。
地方に行くたびに、ご当地スーパーへ行き、ならではの食材を物色し、楽しむというものです。

青森に行った時の事でした。

スーパーというのは、入り口に季節感を出すために野菜を置くものなのですが、カップラーメンが山積みになっていたのです。
後で、調べて分かったのですが、青森県はインスタントラーメン消費量が全国1位とのことで、入り口に置くと手が伸びるみたいでした。

インスタント1位が関連してか、高血圧患者が多く、その後、行政の指導で、このカップラーメン全面押しはなくなりつつあると言います。

地方に行ったらぜひスーパーへ!!

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