ソフトバンクグループといえば、どんなイメージですか?
税金払っていない??お父さん犬って何匹いるの??孫さん寄付金100億円ってすごくない。
みたいな感じでしょうか?
ちなみに、東日本大震災の時、孫さんは100億円の寄付金を出しましたよね。
これってかなり凄い事で、あれ以来あまり語られていませんが、もっと持ち上げてもいいのではないでしょうか?
今のソフトバンクのイメージと言えば、投資会社ですが、過去には、ADSLを街にばらまいたり、ボーダフォン買収したりと、かなり攻めた新規事情を展開していました。
そう。
この会社の成長の源は「新規事業」なのです。
1981年9月、PC雑誌出版の会社から起業。
その後40年たち、今やインターネットと通信事業をコアとした時価総額は約10兆円。
トヨタに次ぐ日本第2位の会社にまで成長しました。
さらに現状にとどまることなく、新規投資と「新規事業」で成長し続けています。
孫さんどこまで突っ走るのか。
いや後継者を育てられなかった孫さんは走らざるを得ないのです。
本日は、その孫さんが、新しい事業と共に走り出すとき、軸としている考え方をご紹介します。
ソフトバンクは今どこへ向かってる??

おじさん世代なら、忘れられない光景がありますよね?
街中でyahooBBを配りまくっていた景色を。
こんなことかつて日本であったでしょうか?
自ら総務省へ出向き、それまでガチガチであった公共事業に風穴をあけた行動力。
そして、「インターネット」に勝負をかけ、莫大な先行投資を敢行した決断力。
その後、投資事業から、現在は、昨年トヨタとタッグを組んだように、「AI」に勝負をかけています。
発明ノートを書き続けた若き孫社長

孫さんの有名なエピソードとして、発明ノートがあります。
学生時代にノートを作り、ほとんどの時間を勉強に費やしながらも、毎日15分だけ発明やアイデアを書き続けました。
ノートに書かれたアイデアは相当数に達したのですが、いつしか、そのアイデアも枯渇してくる訳です。
そこで、だったら「アイデアを出す」ことではなく「アイデアを出し続けるアイデア」を考えようとしたのです。
それが孫流3つの発明思考法

問題解決法
自分で困ったこと、不満に思ったことをアイデアに。
とはよく言われることだと思います。
ずばりそのもので問題解決法とは、常に普段から問題だと思ったことをメモしておき、その解決方法を考えること。
例えば、飛行機に乗った時に不満なことは何ですか?
座席が窮屈な事。
これを解決するためには、窮屈にならないように痩せる。旅行前のダイエットプログラムを作る。
または座席を広げる。でもスペースは決まってるわけだから、だったら小さい人は狭くてもいいから、新しく狭い座席を設定する。というもの。
この問題解決法ですが、意外に出来ない人が多いです。
なぜなら対象を物限定にして考えているパターンが多いから。
例えば、飛行機が座席が狭いとなると、座席をどう工夫しようとばかり考えがちです。
そこから少し視野を広げ、「人」を巻き込みましょう。
そうなると発想が広がると思います。
逆転(水平)法
逆転(水平)法とは、常に物事を水平や逆転して考える思考法。
例えば、座席は布のシートでなくてもよくない??と考えてみる。
高級感出したら少し狭くても納得するはず。だから皮シートを開発。
ちなみに、私はこれを応用して「そもそも法」というものを自分で取り入れています。
そもそも、座席って必要??
だって、バスでも電車でも立ってるよね。
じゃ短い路線なら立ちでよくね??という具合です。
複合連結法
複合連結法とは、なんでも合わせてしまう思考法。
例えば以下のようなイメージとなる。
・シートにクーラー、ヒーターをつける
・シートにオットマン機能をつける
・シートに加湿器をつける
便利なものは、だいたい複合連結法でアイデアが生まれています。
孫社長は、この3つの発想方法を身につけると1日15分で新しいアイデアが湧くようになったいいます。
この教えは、孫社長の弟で1998年にガンホーオンラインの孫泰蔵氏にも継承され「孫家の教え」となっています。
アイデアはスピード重視に限る

アイデアに完璧は必要ありません。
考えがまとまらない時は、そうgoogle先生を活用し、同じようなアイデアで成功しているモデルや事例を調べ、上記のアイデア法に当てはめるだけ。
コピー万歳でOKなのです。
最初から完全なアイデアなどは存在しませんし、オリジナリティなんてものは、存在しないくらいに考えましょう。
あとがき

キャリア9でも多くのアイデアを掲載していますが、成功している多く企業は最初にアイデアを考えたのでなく、すぐに実行した。ということにつきます。
まずアイデアを実行し。そして完成度を高める。さらにアイデアを使いやすくして訪問客を増やし、顧客基盤を固めてヒットに繋がるという流れなのではないでしょうか?
テレビ番組でも、よくあれってパクリだよね。というものがあります。
そうです。
ほとんどの企画がどこからかの影響をうけパクってアレンジして実行しているだけです。
エリートが就職するテレビ業界でもこんな感じです。
ぜひどんどんパクって、稼いでいきましょう。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役
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