働く皆さま、最近マクドナルドに行きました??
私はいつぞやから全く行かなくなりました。

なぜか??

いつぞや、気づいたらハンバーガーセットの値段700円くらいになっており、それよりも立ち食い蕎麦の方が良い。
そして、狭く汚い店内で、長居する若者が多く、テーブルも狭く、とてもパソコン出来る環境じゃないから。

そうなんです。

恐らくですが、いつぞや我々のおっさん世代はマックのターゲットに外れたみたいです。
と思ったのも、もう大分前の話。

最近行かない間に、店舗の具合を調べてみると、マックがV字回復した2016年以降、明らかに店舗の様子が変わり、行ってみたいと思うようになっているのです。

本日はそんなマクドナルドのお話です。

どん底に落ちたマクドナルド

相次ぐ異物混入事件が拍車をかけ、マクドナルドに客離れが巻き起こり、売り上げが最悪になったのが2015年。
15年12月期には業績が上場以来最低の水準まで下落。
100店舗以上の閉店。

実は同社株を49.9%保有するアメリカの本社が株式の売却を一時検討する事態にも発展していたのです。
そこで、デフレの救世主と呼ばれていた前社長が1億7000万円の退職金を貰って退任。

海外のマクドナルドで経験豊富だったカナダ籍のカサノバ氏が、アメリカ本社からの任命で社長に就任したのでした。

カサノバ氏は食の安全性を高めるために、期限切れの鶏肉の使用が明るみに出た中国工場からの輸入を停止。
消費者から信頼を得るために、WEB上であることを展開し、それが成功。食の信頼感を取り戻すことに成功したのがですが、

そのあることとは…

トップ企業のアイデア

工場の様子をウェブサイトで放送した

ハンバーガーの材料となる牛肉やチーズ、パンがどのようにして生産されているのかをオープンにするため、工場の様子を動画にまとめ、ウェブサイト上に掲載したのです。

さらに母親たちを集めた工場見学ツアーも開催。
一度は聞いたことがあるマクドナルドの噂はご存知ですよね??
それを今回明らかにしたのでした。

消費者の声を徹底的に拾っていく戦法に

カサノバ氏は就任以降、47都道府県に足を運び、「タウンミーティングwithママ」と称したイベントを開催。
一連のスキャンダルで反応が特に大きかった、子育て中の女性たちと直接会って何を改善するべきかを聞いて回ったのです。

商品に関する情報の開示や店舗の清潔さを求めた母親たちの声をもとに、店舗やウェブサイトの刷新、メニューの改善を実施。

和風の味を取り入れた「しょうが焼きバーガー」や、裏メニューとして提供した「マックチョコポテト」など、消費者やライバル企業を驚かせるような斬新な商品作りに力を入れた。
流行したスマートフォンのゲーム「ポケモンGO」ともいち早く連携し、来客数の増加につなげたのです。

その後も斬新なキャンペーンを打ち立て、SNSを駆使して復活劇は続くのです。
キャンペーンで期間限定商品のみではなく、売上の7割を占めるものの、キャンペーンには使われてこなかった定番商品でも頻繁に行うようになりました。
下記のようなキャンペーン自体の面白さと、SNSの拡散力と気軽さを利用することにより、マック新商品は広く拡散され、毎回大成功となったのです。

【チキチキランチ チキンレース】

期間中毎日正午12:00にもっとも近い時刻にリツイートしていた1名に優勝賞品として「チキチーセット」(税込500円)を1年間楽しめるようにということで、500円玉366枚(183,000円)をプレゼント。

【名前募集バーガー】

新商品の正式名称を公募から決めるキャンペーン。総応募数は5,016,926件となり、国内の「名前募集キャンペーン」史上最大級の応募数となった。
受賞者の方にはバーガー10年分に相当する142万3,500円がプレゼント。
応募者全員にマックフライポテト特別クーポンが配布された。

【マクドナルド総選挙】

“あなたの推しバーガーを、日本一に。”というキャッチコピーのもと、立候補する12種類のバーガーがそれぞれ驚きの“公約”を宣言し、総選挙でマクドナルドの日本一のバーガーを決めた。

【マックvsマクド】

公式史上初となるマクドナルドの“愛称”をバーガーのおいしさによって対決するキャンペーンを開催。
各応援メニューの商品名が書かれたツイートの数で勝敗を決め、勝利軍のバーガーのお得な“優勝セール!クーポン”を、マクドナルド公式アプリとTwitterとで配布した。

あれっ??前社長はヒットメーカーじゃなかったっけ?

前社長の原田さんは、藤田田氏の後、赤字の日本マクドナルドを建て直しカリスマ経営者と言われました。
カサノバ氏と同じ、アメリカから送りこまれたのです。
ちなみに、当時日本のアップルの社長だったのも原田氏。
よって手法はアメリカ仕込み。全てを数字だけで判断する。
日本の無駄な習慣??であり、お金を生まない「スマイル0円」を廃止。

そのため、経験は無駄であり余計なコストになるベテラン従業員を解雇し、最低賃金のバイトに置き換えました。
教えたら誰でも短時間で出来るシステムを作り上げているから当たり前といえばそうです。

人を育てるのは無駄でありシステムを組む。
または有能な人を雇えば良いという考えがアメリカにはあり、英語には人材という単語もありません。

その結果、原田氏就任後、コストカットによって業績が急速に回復。
翌年に黒字になったのです。

浮いたコストで、デフレの象徴、100円メニューを投入し、これが評判となると、マックに人が溢れるのでした。

ところで、なぜどん底に落ちたの??

客離れの転機になったキャンペーンが「60秒チャレンジ」というもの。
「注文から60秒以内に提供できなかったら無料」になるというもので、アイデアはアメリカからのものでした。

クルーは60秒以内に提供しなければいけなく、商品を『ゴミ』のように扱い、これを見た客は「金を払って買う代物じゃない」と気づいたのです。

そして、コストカットの結果、経験者が揃わない名ばかり店長が仕切る店舗の増加。
バイトは最低賃金程度で早朝から深夜まで。
名ばかり店長に忠誠心も責任感も皆無で、一般のバイトもそうなっていったのですが…キャンペーンを打てば、マックに人は来る!
と思い失敗キャンペーンの補填を急ぐため、次々と企画を投入します。

その後、アメリカ流のビッグサイズを押し売り。
何でも大量生産し大量販売。
「クォーターパウンダー」という通常の2.5倍の商品を割安な価格で販売したところ、大ヒット商品になったのですが…
2009年リーマンショック、2011年東日本大震災と不況がマックを襲い、倹約・節約の世の中になりました。

『メガマック』は売れなくなり、単価を下げている元凶と考えられた女子高生向け100円メニューを廃止。
お買い得なファミリーセットも同じ理由で廃止。
サラリーマンなどに人気だった500円セットも廃止となり、「メニューがあるから単品を注文する。メニューを撤去してセットメニューを買わせろ」と指示してカウンターなどにあったメニューを廃止。
メニューが無く700円前後の高価格セットだけになり、お店はガラガラ。

金額で取れなければ、スタッフの力でお金を取る方式の「60秒チャレンジ」で客離れを決定的なのになったのです。
価格も同じ商品を1年に、何度も値上げしたり値下げしたりした。

「カフェ化」にシフトチェンジするため、テーブルにコンセントを配置すると100円コーヒーで長居客が増え、すぐに廃止。
ビジネスマンの入店は無くなり、ファミリーも子供も若者も戻って来なかった。

そしてトドメが異物混入事件だったのです。

あとがき

外国のファーストフードに行きますと、タッチパネル注文方式を見ることがよくあります。
お隣韓国でも進んでいるようですが、日本では見かけませんよね?

日本でもやらないのでしょうか?

アメリカマックもどん底からV字回復した一つの理由として、タッチパネルがありました。
無人レジにして、スマホを巨大化したようなタッチパネルを店頭に並べたのです。

いちいち列に並ぶよりタッチパネルやスマホで注文して早く受け取れるのは好評。
また、アメリカでは「朝マックの終日提供」を始めこの時から業績回復が続いています。

昼、夜関係なく、朝メニューを求める声が多く、定番に入れ込んだら人気となったのです。

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