友人、恋人と旅行する際、直前に取ったエコノミーが隣同士ではなかった!!
その時、チェックインカウンターへ行くと
「プレミアムエコノミーなら隣同士の席をご用意できます」
と案内された経験があると思います。
あと3万円か・・・

プレミアム・エコノミーはエコノミーとビジネスの中間に位置づけられる座席クラス。
旅行者にとってプレミアム・エコノミークラスの魅力は、プライベート感満載のビジネスクラスの豪華さはないですが、エコノミークラスに比べて足元にゆとりあり快適なシートです。

十分なレッグルーム、より広々とした快適な座席、より良い食事、優先チェックインや追加の荷物などの好条件がありますが…
果たしてエコノミーの値段の1.5倍以上を払っても乗るという価値があるのでしょうか?

本日は、ANAとJALを比較しながらメリット・デメリットとエコノミーとの違いをご紹介いたします。

乗る価値はあるのか?

プレミアム・エコノミー料金は通常、エコノミー・チケットよりも30〜50%増しの費用がかかります。
ただし、ピークシーズンや大幅に割引された経済運賃が含まれている場合は、その差がはるかに大きくなる可能性があります。

基本的に、プレミアム・エコノミーは、ビジネスクラスのプラスマイナス製品ではなく、エコミークラスのプラス商品であることを理解することです。
つまり、プレミアムエコノミーシートとサービスは、わずか数十年前のビジネスクラスと比較することができるのです。

空港でのメリットは?

ほぼすべての航空会社では、別々のチェックインデスクと優先順位の高い搭乗を提供しています。
これは、大型機での乗客が多い時にとても便利です。
また、シングルバッグ規則や重量制限に対しても、エコノミーより8~10㎏重く設定しており、到着後の受取りレーンでも「手荷物優先受取りサービス」が受けられます。

シートは?

各航空会社のプレミアムエコノミーシートは、足をほぼ真っ直ぐ伸ばすのに十分なスペースを提供。
レッグレストも調整可能。座席間隔は広いので目一杯後ろに倒しても、後ろに迷惑をかけません。
さらに、プライバシーを保つために敷居もあります。

ANA、JAL同様、シートピッチは98センチでプレエコが20cmが長い。
JALのSKY プレミアム(欧米、アジア等一部の路線で運行)と言われる新シートになりますと、シートピッチは107cmになりかなりゆったりとした空間になります。

機内エンターテイメントは?

映画やテレビ番組の中でも最も幅広く最新のものが提供されます。
また、エコノミーより大型のものが採用されています。
さらに、すべての航空会社のプレミアムエコノミーシートには、ノイズキャンセリングヘッドフォンとがあるため、映画の音声が聞き取りづらい。ということもありません。

食べ物や飲み物は?

ANA、JALは違いますが、多くの航空会社では、主な食事はビジネスクラスで提供されるものと同じで、これがプレミアム・エコノミーの魅力的です。

ANA:食事はエコノミーと同じですが、こちらが追加されます。

  • ビジネスクラスで提供されている天然酵母の自社製パン。
  • 一風堂のカップラーメン(バンクーバー、メキシコ、ヨーロッパ、アジア一部限定)
  • スパークリングワイン
  • ビジネスクラスの赤・白ワイン・日本酒
  • ビジネスクラスのデザート

JALもほぼ同様のサービスです。

使えるラウンジは?

国際線は国内線と違って早めにチェックインすることが多くラウンジ利用は貴重です。
さらに、ラウンジには食事が豊富にあります。

JAL:成田、羽田ではサクララウンジを利用可能で、名物のJALオリジナルビーフカレーが提供されています。

ここまで、紹介しましたが、それだったら、LCCのビジネスクラスという選択肢もあります。
JALやANAのプレミアム・エコノミーに比べて安くメリットもいっぱいです。
LCCとはいえ、最近はビジネスクラスを設定しているところが多く、プレミアムエコノミーよりシートピッチも広く機内でも快適なのです。

【メリット】

  • 座席が広い
  • フットレストが付いている
  • エンターテイメントが無料
  • ブランケットやアメニティーが無料
  • ご飯が無料でちょっといい
  • ドリンクも無料
  • チェックインカウンターが別
  • 荷物が30kgまで無料
  • 差額分を払うだけで日にちの変更が可能
  • 席を無料で決定(席によってエコノミーでは追加料金が取られる場合がある)
  • 搭乗が優先的にできる