新宿から小田急線で約1時間。
神奈川県秦野市の温泉郷、鶴巻温泉にあるのが
大正7年創業の老舗旅館「陣屋」。
深い歴史と品格を誇る陣屋ですが、数年前までは経営不振のため存続の危機に瀕していました。
そうした中、4代目に就任した宮﨑富夫さんは、お客様の満足度を高めるために、旅館の営業スタイルを改革。
見事V字回復!老舗旅館を再興しました。
それは一般的な旅館ではあまり考えられない方法なのですが、
ではどのような営業スタイルに変更したのでしょうか。
それは・・・
トップ企業のアイデアはここ!
営業日を減らした(週7日間営業を週4日営業にした)

【解説】
現在、陣屋では毎週月曜から水曜日を休館日に設定。
その理由をこう話します。
「お客様満足度の向上のためには、休みを固定にして、開館日にはフルメンバーでお客様へおもてなしをする必要があると考えたのです」。
その結果、おもてなしが向上し、客単価、満足度も向上V字回復につながりました。
また休みや有休の確保を大切にした結果、離職率は約33%から4%まで激減しました。
またパートを減らして社員数を増やし、人件費は約20%減に。
その一方で売り上げは約52%アップを実現しました。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役