島田紳助さんがMCを務めた番組の一つにTBSのオールスター感謝祭というのがある。
生放送で、芸能人200人が5時間半のクイズバトルを展開する番組。

スタートしたのは、島田紳助35歳の時。

200人の芸能人を見渡すと、半数以上が自分より先輩の芸能人ばかりだった。
おじけづく心を克服しようと、紳助は吉本興業に対してある要求をしたのですが、その要求とは??

島田紳助に学びたい

主演者の中でギャランティを一番高くすること。

「200人の中で、ギャラを1番高くして下さい。この中で1番高いギャラをもらっているのが、“オレだ”って言うのがあれば、僕は、がんばれると。そしてそれは緊張緩和にもつながると」。
このお金を見方につける方法はビジネスにも応用できます。

心理学者・内藤誼人「武器になる会話術」によると、財布にお金がたっぷり入っているとき、なんだか偉くなったような感じがすることに似ているのである。
人に会うとき、どうしても緊張してしまう人は、自分の財布の中に、お金をたっぷりと詰め込んで財布をパンパンにしておくとよい。
その財布を身につけて人に会うだけでも、威風堂々とした態度を見せることが出来るからである。

お金を持っていると、心理的な余裕が生まれて、それが会話をスムーズにさせるのだ。

「お金をいうのは、不思議なもので、人に自己充足感を与えるのです」
と指摘しているのは、ミネソタ大学のキャサリン・ボース博士。

ちなみに自己充足感とは、「自分は人と違うんだ」という特別意識や、「自分は何でも実行することができる」という、自信を含んだ概念であって、お金を持っているとそういう意識を育てることが出来るらしい。

心理的に萎縮しがちな人は、財布に現金をたっぷりいれておくのも、一つの手かもしれません。