ソフトバンクが今年も日本一になりましたが、本拠地では無類の強さを発揮していますよね。
実は…
プロ野球の福岡ソフトバンクホークスは、親会社のソフトバンクの力を最大限活用しており、AIを徹底的に活用しているのです。

試合前に決着がつく?AIの凄さ

ホークスは投手専用のアプリをつくり、そこに過去の対戦の打席ごとの画像とデータを保存した。
投手は登板前にタブレットを入念にチェックして、対戦相手を研究することができる。

投手アプリでは、自分が投げた球の回転数もわかる。回転数が少なくなっていれば、投手はコーチたちと対策を練ることができる。
また、タブレット画面で相手チームの打者がヒットを打つシーンを繰り返しみることで、攻めるコースや効果的な球種を絞り込むことも可能。
これで試合前に決着がつくわけではないが、かなり大きなアドバンテージになるのです。

投手のクセを15台のカメラで攻略

投手アプリのデータを集めているのは、ホークスの本拠地、福岡のヤフオクドームに設置した15台のカメラだ。これが常時、味方と敵の選手を追っている。
このカメラで撮影した投手、野手、打者の投球、打球、走塁のプレーは、次々データ化していく。
盗塁が上手い相手チームの選手を分析できれば、牽制球で刺す確率が高まる。

このシステムは打者にも役立っている。相手チームの投手の球種や球速、配球パターンを知ることができるから、「山が張りやすい」のです。投手以外の守備でも、打者によって打球が飛びやすい方向や距離がわかるから、捕球しやすくなる。

ここ最近日本一が異常に多いのは??

ホークスは現行システムを、スポーツコンサルティングのライブリッツ株式会社の支援を受けて開発した。
同社はホークス以外にもプロ野球球団を支援しているのだが、同社が関わった球団は2013年から2019年までの7シーズンで4度日本一になっている。

オリンピック採点競技は東京五輪からAIへ

オリンピックの採点競技は技が複雑になってきており、人間の目だけではジャッジではが困難になってきています。
競技後にVTRで確認できたとしても、その微妙な採点基準では間違いが起きる可能性は十分。
こうした間違いは選手一人の人生を大きく変えてしまう可能性もあるため、正確な採点を行う必要があります。

そこで採点はAIに任せようという流れ。

例えば、富士通が開発した「3Dセンシング」はより正確に採点を出すことができるAI。
3Dセンサーで正確に人間の動きを把握し、その情報から技を特定。
人間が目で判断するよりも正確に技の判断ができるため、正確な得点が出せるという仕組みなのです。

AIを導入することで、採点を出すスピードが速くなるため、競技がスムーズに進む。
また採点基準がはっきりすることで、選手も競技をやりやすくなる。
一方、観客もその技がどのような技で、なぜこの得点なのか明確に分かるようになるため、競技を楽しむことも出来るでしょう。

さらにAIの採点は観客にその競技の凄さをより実感させてくれるはず。こうした採点方式を取ることで、ファン層の拡大も望める訳です。

あとがき

・テニス人気が復活したワケ

テニスでもAIを活用。対戦中のプレーデータをリアルタイムに収集し、コーチが収集データから試合状況を分析して、より効果的な戦術を見つけ出して試合中の選手に伝える、という取り組みがあります。

例えば女子プロテニスの競技団体であるWTA(女子テニス協会)は、コーチが試合中のゲームやセットの間にコート内に入って選手に指示できる「オンコートコーチング」と呼ばれる制度を導入。
コーチは端末を用いて試合中のデータを示しながら「なぜ劣勢におかれているのか」を選手に説明し、戦術の修正を指示できるわけです。
対戦する双方の選手が臨機応変に戦術修正することで拮抗した試合が増え、ゲームそのものが面白くなったと言われています。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here