スタバ行きます??
えっと、私は、いつからか行かなくなりました。
なぜでしょう。
どこにでもあるから??
地方のショッピングモールにするあるくらい標準的なものだから??
特別スタバが旨い??と思ったこともなく、若者はなぜ行くのでしょうか。
スタバの最近の傾向としまして、さらにコーヒーのこだわりを見せようと、店内に焙煎マシーンを置いたり、コーヒーの匂いを漂わせていますよね。
本日は、そのスタバの戦略で…
今は定着しましたが、脱コーヒーのアイデアをご紹介。
スターバックスでは健康志向の高まりを受け、今後フルーツジュースを前面に押し出す戦略を掲げており、
「スタバ=コーヒー」
のイメージを薄めていこうと、お馴染みのロゴをこっそり変更しました。
その変更箇所とは…
トップ企業のアイデア

「STARBUCKS COFFEE」
という店名を消しました。
新興マーケットを開拓するという従来の戦略に加えて、
「脱コーヒー」
ともいうべき手を打ち始めているのです。
その第一弾として目を付けたのが「フルーツジュース」。
2011年に買収した「エボルーション・フレッシュ」というジュース企業をベースに展開したのです。

その後、ワシントン州ベリュビュー(本社があるシアトル郊外)にて、フレッシュジュースを提供するカフェを「エボルーション・フレッシュ」の名称でオープン。
- 「濃縮されたフルーツジュースや加工品は使用しない」
- 「熱殺菌ではなく高圧殺菌を採用する」
- 「砂糖を添加しない」
など、ジュースの品質に対しては強いこだわりのメッセージを掲げており、健康志向の強い人びとをターゲットにしていることがうかがえます。
そもそもスターバックスは、自宅でも職場(学校)でもない第三の場所として、「サード・プレイス」という概念を掲げています。
つまり、目的はあくまでもサード・プレイスになることであって、コーヒーはそのための手段に過ぎないという見方もできるのです。
となると、フレッシュジュースやエナジードリンクに触手を伸ばすことは、「脱コーヒー」に向けた象徴的な一手と言えるでしょう。
そしてこんな大胆な戦略を行い、ロゴマークのデザイン変更ということになったのでした。
あとがき

スターバックスの日本上陸の時覚えていますか??
タバコ吸えないしダメだろう。
が一般の見方でしたよね。
そして、雑誌、テレビCMなども行わなかったのをご存知ですか??
その代わりに、口コミによる広がりを狙った出店戦略でテレビ局の近くを狙って出したのです。
テレビ局の近くにお店を置いて、影響力の強い芸能人や業界人にまず飲んでもらって、口コミを戦略的に構築してきたのでした。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役