コロナで自粛生活が続くなか、アメリカで売上が伸びているものとして、ウォシュレットがあります。

ロサンゼルス・タイムズ紙によると、トイレットペーパーの買い占め騒動によって、「温水洗浄便座」の売上が急増。
さらに、温水機能機能だけでなく、暖房便座などの多数の機能を備えたTOTOの「ウォシュレット」シリーズに長蛇の列が発生したのです。

元来、ウォシュレットはアメリカであまり普及していませんでした。
アメリカ人にビデ嫌いの人が多い理由の一つとして、性交を否定的に捉えるピューリタン(清教徒)の思想に理由があるのではないか?と言われています。

第二次世界大戦中、アメリカの兵士たちが欧州に駐屯した時。
売春宿に通っていた米兵は、浴室でビデをよく見かけたと言います。
その結果。帰国した兵士たちがビデといえば性産業を連想するようになり、ピューリタンの思想に根ざしたアメリカでは、ビデを嫌ったのではという理由からでした。

トイレットペーパーが消えたアメリカ

一時的に、世界の国々では小売店ではトイレットペーパーが消え、米国でも同様の事が発生。
とはいえ、アメリカのトイレットペーパーの90%以上は国内で生産されており、在庫は大量にあります。
にも関わらず、集団心理は恐ろしいもので、買いだめが加速されるということは売上アップ。
そのため、トイレットペーパー関連のスタートアップ企業は、売り上げが急増した会社も多くなったのです。

そのような状況で、売れ行きが急増したのが、ビデをはじめとする「お尻を洗浄する機器」。
衛生上の不安を解消したいアメリカ人にとって、「清潔」という事がテーマになりつつあるのです。

そんな中、「清潔」を売りにしたサービスがトレンドに。
それが「デリバリートイレ」!

コロナ感染拡大によって、公衆トイレの問題も浮上してきています。
自粛生活とはいえ、外出は必ずあるもので、買い物に始まり、散歩にランニングと外で過ごす時間も多くあります。

汚い、ドアノブやばい、ドラッグの温床となる怖いなど、とにかく女性にとっては、緊急なこととはいえ避けたいところです。
そこで、清潔で安心できるデリバリー公衆トイレが登場。

いつでもどこでもアプリで呼び出しデリバリー

例えば、ジョギング中、用を足しくなります。
その時、日本なら公衆トイレを見つけるのは、そこまで難しくなく、またコンビニでも貸してくれるところ多いです。
しかし、アメリカでは「清潔」なトイレを見つけることが困難です。

そこで、アプリでさくっと清潔なトイレが来てくれるシステムを作ったのです。
アプリを操作すると、移動式販売カーのごとくトイレが運ばれてきます。

正面扉の横にあるQRコードにスマホをかざすと、自動でドアがオープン。
一定の時間が過ぎると、ドアが自動で閉まりロックされます。
そのため、ドアノブなどに全く触れることなく利用できるのです。

料金は1回2ドル。
個人の利用だけではなく、コロナ収束後は、イベント会場やスーパーマーケット、人が集まるところに呼び出し常駐してもらうことも可能なのです。

5年前に創業してた企業

「Good2Go」はサンフランシスコのスタートアップ企業によってスタート。
発想の原点は、ジョギングをしていた時にトイレが見つからなかった経験から。
すでに日本のメーカーであるTOTOも出資しており、製品開発に協力しているのです。

また、トラックは1台だけと、規模としては大きくないのですが、この先の需要が期待されると同時に、パンデミック以外にも災害時のトイレ問題、イベントのトイレ不足、女性専用トイレの活用など、今後のニーズは高いのではないでしょうか。

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