リーズナブルな料金と清潔な室内が人気のホテル東横イン。
そんな東横インですが、かつて厳しい窮地に立たされたことがあり2006年と2008年、二度の不祥事を起こし、創業者が逮捕される事態となり、そこにリーマン・ショックが追い打ちをかけた結果、客室稼働率は落ち込み倒産間際まで追い込まれたのです。
そんな時に、社長を買って出たのが、創業者の長女である黒田麻衣子さん。
黒田さんは低稼働に苦しむ現場の運営に専念。
2014年度には客室稼働率80%をV字回復!!
その回復の裏には、採用の面、きめ細やかなサービスを実現するために、
ある工夫をしました。
その工夫とは・・・
トップ企業のアイデアはここ!
女性の支配人を積極的に採用し登用した。

【解説】
ホテル業界では一般的に男性が支配人を務めることが多いが、
支配人の97.5%を女性にし、細やかな心配りと清潔さを提供した。
また東横インの秘密は安さだけではない。
リピート客は途切れないのは、それだけ「顧客満足」が高いから。
マネしたいアイデア
宿泊客が少しでも快適に過ごせるように考えられています。
- 駅のホーム等から位置がわかるよう、看板を工夫
- すべての部屋の大きさと間取りを均一にし、いつもと同じ安心感を提供
- 無料朝食サービスを業界で先駆けて実施
- 会員サービスを作り、常連客を取り込み続けている

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役