首都圏のビジネスマンはお世話になっている方も多い富士そば。
最近はインバウンド需要で、外国人の来店客も多いのですが
その富士そばでは、実は、時代の流れやお客様の嗜好の変化に合わせて改良を加えています。
メニューや味の改良もさることながら、店舗設計も変えているのです。
その店舗設計で店内の配色を決める時、あるものの色使いを参考にしています。
あるものを配色にすることによって、富士そばがターゲットとするビジネスマンから親近感を持って
くれるようにとの狙いがあるのですが…分かりますか??
そのあるものとは…
テレビCMの配色なのです。
テレビで目にする色が店内に溢れていれば、気持ちが落ち着き、富士そばに親近感を持ってくれるという訳なのです。
そこで、本日はテレビからヒントをもらって活躍している企業のご紹介。
それはオンワード竪山

ユニクロやしまむらなど、一般的なファッションブランドでは、デザインに関して通常デザイナーが担当し、トレンドを予測しながら進めています。
一方オンワード樫山のブランド「組曲キッズ」では、テレビのある動向をみながらデザインを決めており、今年はワンピースを販売したところ、前年比を上回る売れ行きになりました。
特に「式典以外でも着られる」として濃紺のワンピースが売れ行き好調だったのですが、では、デザインを参考にしているある動向とはどのようなものでしょう?
トップ企業のアイデア

アイドルグループ
例えば、ひと昔前は、AKBの衣装に似たチェック柄にブレザーを合わせる装いが定番で、店内を占めていましたが、昨年から乃木坂46の人気上昇に伴い、ワンピースが復権してきています。
それは前述しましたテレビの影響なのです。
アイドルグループの人気の変異は子供の嗜好を動かしているのです。
この動向を参考、オンワードでは子どもの服をトレンドを決める参考としているのでした。
スープストックの内装は??

食べるスープもお店スープストックトーキョーご存知ですか?
カレーは飲物の男性にとって、スープだけに900円以上払うの??
という思いが強くなかなか足を運ばないですよね?
しかしスープストックトーキョーでは、一日の仕事を終えた時間が特に、女性客を中心に賑わっています。
その店舗を見ますと、派手な色遣いは一切なく、素材の自然な色を大切にしていることがわかります。
感度が高いという意味ではおしゃれですが、決していま流行りのおしゃれな店という感じではありません。
実はあえて、店内には派手な色を使っていないのですが、その理由は、「スープが主役として引き立つため」なのです。
脇役は控えめにしておく、という意味合いで、店内に派手な色を使っていません。
あとがき

行き詰まりを見せているファッション業界にあって、じわじわ来ているのが、ぽっちゃり需要です。
わたしもぽっちゃりですが、まだ諦めてなく、いつかは細マッチョになって、白Tとジーパンだけでカッコよく決めてやる。
という思いを持っており、痩せ願望の想いは捨てていません。
が、体形はもう捨てた。いう人たちに向けたものが「la farfa」
日本で初めて本格的に身体の大きな女性のファッションにスポットを当てた雑誌です。
太っていてもオシャレが出来る!
おしゃれしてもいい!!
という認知が広まりぽっちゃりファッション誌「ラ・ファーファ」では、常に読モ応募が数千人になっていると言います。
人気の秘密は親近感。

ぽっちゃりはぽっちゃりに共感するのでしょうか?
『ラ・ファーファ』ではモデルの体重とかサイズを細かく載せています。
このぽっちゃりさんたちの、理想とするのが女性芸人。
デブなのに、明るく元気という要素をくみ取っているのでしょうが、こちらは、ビジネスデブということを忘れてはないでしょうか?
より笑ってもらうことを引き換えに、大金を稼いでいるのです。
対して、一般人のぽっちゃりさんはぽっちゃりであることに何の見返りもありません。
困っているところからお金を取るのが資本主義の原則ですが、こちらのぽっちゃりビジネスは、どうも貧困ビジネスに似ているような気がして、なかなか応援しようという気になれない人が多いのではないでしょうか。
病気で痩せられない人はここでは一旦おかせて下さい。
デブの大半は、そのほとんどが不摂生ではないでしょうか?
私がそうです。
努力したら痩せられると分かっていながら、痩せられないと決めつけており、そのためか主張が激しくなる傾向があります。
そしてアメリカでは、体型による差別はNGという風潮が強まっています。
例えば、アメリカ、アイオワシティでは21歳の学生、ジョーダン・ラモスが大学のバーで「デブ」を理由にダンスすることを禁止されました。
そう、デブがドレスコードになっていたのです。
しかしこれは正論、全然ありという賛成意見もあり、いまアメリカでもぽっちゃり論争が起こっています。
「ぽっちゃりしている事は悪いことじゃない」
もちろんそうです。
ぽっちゃりしていることを理由に嫌な思いをしている、させている社会にはなって欲しくない。
と思いつつ、努力で出来る部分は、まず努力をすべきなのではないでしょうか。
痩せたらぽっちゃりなんて関係なくなるのですから。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役
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