新型コロナで実体経済は動いてないにも関わらず、株高は続いています。
これは相対的に紙幣の価値が下がっているためであり、こんな乖離はおかしいのでは??
と思うところですが、これからこの乖離が続き株高が持続されるでしょう。
仮にコロナが完全に収束した場合、逆に政府の支援が無くなり、株がじわじわ下げると言う、我々が思う逆の事が起こる未来が待っています。
株はキープしているものの、実体経済はと言いますと、日本企業は、アメリカ、中国に比べ被害を拡大させており、その額は約2倍と、欧州と並んで負け組に入っているのです。
航空・自動車産業の比重が大きい日本

日本経済新聞によると、世界の8400社の企業実績を比較。
1-3月期の企業全体純利益が、昨年同期比40%減の4400億ドル強(約48兆円)を記録したと報じました。
世界平均が40%で耐えている中、日本の純利益減少幅は78%、欧州は71%で負け組に入ってしまったのです。
一方、アメリカは36%、中国は26%と相対的見ると勝ち組に入り、不況での底力を感じさせる結果になったのです。
アメリカの被害が少なかった理由としては、IT・バイオ企業の比率が大きいこと。
アメリカでは新型コロナの恩恵を受ける企業が多く、特に、テレワーク需要を掴んだクラウドサービスが増えたため、マイクロソフトが史上最高水準の分期純利益をあげ、ZOOM、ネットフィリックスが2倍近く株を上昇させたのです。
では、なぜ日本の被害は大きいのでしょう。
1つの理由が、運送・製造業のダメージが大きかったから。
例えば、世界の主要航空会社73社、1-3月期の平均的な赤字は58億ドル。
対して、ANAは587億円、JALは229億円の純損失を計上。
日本2大航空機業だけを見ても、1-3月期の純損失は800億円を超えたのです。
また、自動車産業が強い日本です。
各社生産を中断したため、その被害は拡大し、結果日本全体としての被害額が大きくなったのでした。
仮に9月までにコロナが収束しても、今年は大幅なマイナス成長となり、上記した株高から、日本株だけはジワジワと下落することが想定されます。
一方、今年の成長率が、世界で唯一にプラス予想になっている国があるのです。
それが、私が大好きなベトナム!
世界で唯一成長する国

国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しによると、世界各国がマイナスの予測値が続く中、ベトナムだけが唯一のプラスになったのです。
今年の成長率は2.7%として、2021年には7%台にV字成長するという予想。
ベトナムが「ポストコロナ」の勝者になるという分析が出ています。
理由が2つあり、1つはもう中国はやめようと言う動きの加速から、製造企業が中国から撤退。
過去のパンデミックの多くは中国が発生源で、またいつロックダウンするかの不安は払拭されず、代わりの候補地としてベトナムが有力視されているのです。
でも、なぜベトナムなの??
コロナで信頼アップしたベトナム

ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は、わずか270人。
すでに4月中旬から2週間ほど新たな感染者を出していません。
結果、死者も「ゼロ」。
そのため、ベトナム政府がとった新型コロナ対応によって、グローバル投資家の信頼を得ることに成功。
コロナによって外国人直接投資企業が、工場を停止した事例は1件もありません。
デュポンのベトナム工場で生産された防護服45万着はアメリカへ輸出。
日本政府も脱中国を実行するため、ベトナムに2435億円を投資したのでした。
とういうことから、これからのベトナムは潤う??
ベトナムの株買っとけ!!
と言いたいところですが、、世界的な不況が襲ってきます。
日本も含め世界各国は自国の産業を守るためや雇用を創出するために、リショアリング(本国移転)を進めると予想されます。
そのため、ベトナムから企業が引き上げると、ベトナムも不況の影響を受けることになります。
よって、アフターコロナの世界の景気次第ということになりますが、日本沈没、欧州全壊と先進国の復活が早急には期待できない中にあって、アメリカと並んで、コロナをバネにして成長を続けていくと思います。
CAREER 9 PAPERのサービス
・コンサルティング
考えているビジネス、地域活性のヒント、解決したい問題についてアイデアを出させていただきます。
・ウェブライティング
放送作家でもある横山龍太がSEO対策・コンテンツ・品質重視の記事を記事執筆いたします。
・ウェブサイト制作
数々のサイトを制作、運用している実績を生かしたウェブ制作。
ブログ、お店、企業ページからECサイトまで。
結果が出るウェブサイトを制作いたします。
・Youtube
Youtubeの企画、構成、台本作成などキャリ9ペーパーで請け負います。
ご予算、ご要望をお聞かせ頂けましたら、ニーズに沿ったプランをご提案いたします。
・オンライン観光、PR動画の制作
【参考料金】
90秒動画 =300,000円~
3分動画 =500,000円~
お問い合わせはこちら
まずはお気軽にご連絡ください。 あなたのビジネスの成功へのお手伝いが出来ます。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役