誰もやっていないような、すごいアイデアなど簡単には出てきません。
前回紹介しました孫さんの戦法をどんどん活用していきましょう。
成功しているベンチャー企業やスタートアップ企業をリサーチし、日本風にカスタマイズしたほうがより、一層新規事業として成功率が高いでしょう。
スタートアップはスピードと実行力が勝負の分かれ道です!
海外でブームの新事業をご紹介!
【中国】竹の幹を使ったお酒が大ブームに

色んなものをからお酒が出来ることはご存知だと思います。
たとえば、お隣の韓国では、信じられます?うん○から作った秘密の酒なんてのも。
でも、これはノリで飲まないでください。
実際に科学者が調べたところ、大腸菌が残っている場合があるのです。
そして、中国には生えすぎて困っているものがありました。
それが竹。
昔からさまざまに活用されてきた竹。
タケノコがおいしいほか、編んでカゴなどの日用品にしたり、建築資材や住宅用資材として使ったり、さらに、中国といえばパンダ。
人間だけでなくパンダの大好物でもあります。
そんな大活躍の竹だが、中国の竹林では新たな用途が見つかって一大ブームになっています。
酒造業者と地元住民らが協力して、生きた竹の幹を使ったアルコール飲料を生産しているのである。
・竹の酒どうやって作ってるの??
「竹の酒」は、地面から生えている竹の幹に、清酒や高粱酒(モロコシを原料とする蒸留酒)を入れ、数ヵ月から1年半ほどそのまま熟成させます。
熟成期間に竹の幹からフラボンや樹液が自然に放出され、お酒に心地いい香りと解毒効果が加わるといいます。
竹がその一部を吸収するためお酒自体のアルコール含有量が下がり、まろやかでピュアな風味を醸すというメリットあるという。
・プレミアム価格になる竹の酒
生産が追いつかずプレミアム価格でも買いたい人が続出しています。
この熟成方法はもともと福建省で開発され、それから広西チワン族自治区や四川省などほかの地域にも広まったとのこと。
年間生産量はまだ数万リットルとされるが生産が追いつかないほど人気で、需要が伸びているため生産量も増えているらしい。
気になるお値段は竹1本あたり約7800円。
しかし目新しさとヘルシーな雰囲気がウケてプレミアム価格を払ってでも欲しいという人は多数。
日本でも放置された竹林が問題になっていまうが、このような活用法はありかもですね?
【スイス】映画館の進化版 ラグジュアリーで行こう!
ダブルベッドで横たわりながら映画が見られるという超VIPな映画館がスイスで人気。
映画館に行く人が年々減少していますよね?
理由としてネットフリックスやアマゾンなど、自宅で映画派が増えたのが要因ですが、その自宅派をもう一度呼び込もうと、チャレンジしたのがスイスの映画館。
・VIPベッドスクリーン
シュプライテンバハにオープンしたシネマコンプレックス(複合映画館)には、シネマ・パテにはVIPエリアが設けられています。
趣向を凝らした何種類かのスクリーンがありますが、その中でも注目を集めているのが「VIPベッドルーム・スクリーン」。

ダブルベッドに横たわりながら映画を観られるスクリーン。
一般的な座席ではなく、調節可能なヘッドレスト付きのダブルベッド11台が配置されています。
・衛生面や不適切な行動は大丈夫??
気になる衛生面や、暗闇でのカップルのイチャイチャ行動が気になるところですが…。
映画の上映が終了するごとにシーツを取り替えており、衛生面をとても重視しています。
とのことですが、イチャイチャ対策はまだのようです。

また、ダブルベッドだけではなく、ソファ席やキッズ向けなど趣向を凝らしたスクリーンも用意。
滑り台などが付いたキッズ向けのスクリーンもあるのです。

料金はVIPエリアが約5300円、一般席が約2100円、キッズ向けのスクリーンが子ども一人約1600円。
【ニュージーランド】裸のハウスクリーニング

ニュージーランドの会社が新しいタイプの裸のハウスクリーニングサービスに注目が集まっています。
この会社では、女性、男性、第三の性別コミュニティを含むすべての顧客にサービスを提供しています。
男なら嬉しいけど…
同社は、顧客がハウスクリーナーに触れたり、従業員と性行為をしたりすることは禁止されているという厳格な条件があります。
一方、ハウスキーピングスタッフは、すべてのクリーニング作業を環境に優しい製品で行います。
ここ環境にやさしいという理由付けもあり、ヌードOKが浸透しています。
ヌードが自然に優しい、そもそもヌードになりたいという人が多いということを強調する経営者。
オーナー曰く
「個人差を受け入れる進歩的で包括的な会社を作りたい」
「私は、顧客とクリーナーの両方に活力を与え、楽しい体験を提供することでこれを達成したいと思います…そして裸の体に関連した汚名を取り除こうとします。」
・スタッフは集まるのか??
潜在的な従業員について尋ねられたとき、オーナーは多様なスタッフを捜していると語りました。
まだ集まっていないみたいです。
しかし、
「人々が自分の体に快適になるように奨励したいので、会社の多様性を強調しています」
とのこと。
今まで気づかなった、働きたい人のニーズを探るって方法は構築したらビジネスになりそうですね。

放送作家・演出家・地域戦略アドバイザー
1977年生まれ 熊本県天草市出身
株式会社ドーンマジック 代表取締役